「わが社のWindowsサーバ」をどう選ぶ? 一人情シスの強い味方を探せ用途に合わせ柔軟に対応

数あるWindowsサーバをどのように選び、活用していくかは、スタートアップ企業や中小企業の「一人情報システム部門」にとって大きな課題だ。主にこのようなユーザーに対応している国際産業技術に、日頃どのようなサービスを展開しているのか聞いた。

» 2020年12月25日 10時00分 公開
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 スタートアップ企業や中小企業の「一人情シス」などでは、技術面でエキスパートレベルの担当者がそろっているということは、あまりないだろう。不安を抱えながら、新しいITインフラを構築したり、あるいは従来の機器をメンテナンスしたりすることが多い。

 例えば、新しくファイルサーバとしてWindowsサーバを購入する際、ストレージ機器、ネットワークを含めてどのような構成にするのがベストの選択になるのか、予算に見合った構成はどんなものか、といったことは、それなりの場数を踏んでいないとなかなか判断できない。

 また、新たに仮想環境を構築するためにWindowsサーバを購入したいというケースもある。新しい技術の導入では、経験を積んできた担当者がいても、すんなりとベストの選択を見いだすことはできない。加えて、仮想環境の場合は稼働後にどれくらいのスパンで拡張すればいいのかを考える必要がある。そうした疑問や不安に応えてくれるパートナーが欲しいところである。ただし、システムインテグレーター(SIer)と年間サポート契約を結ぶ、といったことは予算を考えると簡単にはできないという企業も多いだろう。

 そうしたユーザーは、どのような方法で問題を解決しているのだろうか。1つのヒントになる企業がある。ICT商社の国際産業技術(以下、KSG)では、スタートアップや中小企業の担当者を対象にした販売サイトを運営している。同社の担当者に話を聞いた。

クラウドからの「回帰」組も増える最近のユーザー事情

 ICT商社として30年以上の歴史を持つKSGは、国内外のサーバ/ストレージ製品などを中心に提供するECサイト「PG-Direct」やサーバ、ワークステーション、ストレージを販売する実店舗「大手町ITプロショップ」を運営している。レンタルサービスや中古製品の販売、第三者保守・EOSL(End of Service Life)保守、製品出荷時のキッティングから納品先での設置、環境設定、システム構築までをカバーするインテグレーションも提供している。

KSGの手代木英樹氏

 KSGのDM営業部 スペシャリスト 手代木英樹氏は、10年前から「PG-Direct」の運営に携わっている。手代木氏によると、同社のECサイトや販売店を訪れる人の大半はスタートアップや中小企業に所属しているとのことだ。

 「PG-DirectでのWindowsサーバの売れ筋はタワー型のインテル Xeon プロセッサ搭載サーバです。仮想環境構築用に使いたいという企業が最近増えています。その際に、どれくらいのスペックのものを買えばいいのかを調べるため、用途や接続ユーザー数などをご説明いただいた上で積極的に質問をいただくことも多々あります」(手代木氏)

 ファイルサーバなどの一般的な用途も多いが、アプリケーションサーバやサポート切れのハードウェアをアプリケーションの関係から使い続けるしかなく、その代替品の販売なども含めて対応することも少なくないという。KSGはハードウェアのメンテナンスを中心にしており、メーカーからのサポートが切れたハードウェアについても、部品などの交換、修理も含めて対応するという。

 「もう1つの最近の傾向としては、クラウドを利用していたけれど、ランニングコストを考え、オンプレミスで再構築しようというお客さまも増えています」と手代木氏は話す。

 クラウドを利用していると、スタート時から時間が経過するにつれ、データ量が蓄積していき、コストが予想以上にかさんでくるケースが珍しくない。そのコストを長期的に計算した結果、オンプレミスで構築して利用した方が安上がりだという判断になるのだという。

 「一時期のクラウド一辺倒といった感じは薄れて、ユーザーのみなさんも冷静にコストに見合った使い方をするようになっているということでしょう。ハイブリッド環境が当たり前になっていきているのを実感します」(手代木氏)

 さらに手代木氏によれば、リモートワーク用のサーバ需要も確実に高まっているという。この用途でも、全てクラウドでというよりも、サーバ、ストレージはオンプレミスでそろえ、試験的運用から進めていくケースが多いそうだ。

膨大な選択肢から簡単にベストチョイスを実現するには?

 ここまで、スタートアップや中小企業のWindowsサーバに関する用途やニーズについて聞いてきたが、PG-Directはこうした要望にどのようにして応えているのだろうか。

 例えば、最も人気のタワー型サーバといっても、PG-DirectではWindowsサーバをおよそ1000種類掲載、販売している。この中からどう選べばいいのか、多くのユーザーは迷うことだろう。

 これに対しPG-Directでは、セット済みのパッケージ製品を用意し、ユーザーに提示している。ユーザーの用途に合わせて必要な機能・部品をバンドルした製品を提示することで、「これを買えば、まず間違いない」という安心感を提供できると手代木氏は話す。

 さらに、KSGでは富士通の販売パートナーとしての強みを生かし、富士通のWindowsサーバブランド「FUJITSU Server PRIMERGY」ならば、市中の価格の3〜4割安く販売できるという。

 「もともとPG-Directは富士通のIAサーバを拡販していく目的で作られました。そうした経緯もあってPRIMERGYは年間に一定数買い入れて、在庫も十分に積んでいます。そのため、ほとんどの場合翌日に納品することが可能です」(手代木氏)

 一般の販売会社などで購入すると、サーバ製品の場合、納品まで3〜4週間、待たされることもある。しかも3〜4割低価格となればメリットはかなり大きい。まさに「一人情シス」の強い味方といえるだろう。手代木氏によれば、中小企業の担当者の中には、一般の販売会社から納期を聞かされ、それでは間に合わないとKSGに問い合わせをしてくるケースも珍しくないという。

 また、PG-Directでは純正サーバ製品のメモリやHDDなどをサードパーティー製品に切り替えることで、性能は維持しつつ、さらに安い価格で提供するという取り組みも行っている。この場合、サードパーティー製品についてはメーカー保証ではなく、PG-Direct独自の保証を適用している。

 「どうしてもメーカー側のオンサイト保証がないとだめというケースなら無理ですが、サーバが1年未満で故障してしまうことは実際にはあまり起きません。サードパーティー製品に一部切り替えることでよりお求めになりやすい価格になるのであれば、悪い話ではありません。また、一般的に最新のハイスペックモデルはベンダーの製品ラインアップにすぐには掲載されないのですが、当社はそうした最新情報も提供できます」(手代木氏)

 また、実店舗「大手町ITプロショップ」では、中古製品を整備し販売している。「このメーカーのこのサーバでないとシステムが動かない」など特殊な事情を理由に、複数購入するユーザーも少なくないという。数年前はハイスペックで高価だったサーバを低価格で購入できるということで、関心を持つユーザーもいるという。

大手町ITプロショップの様子(出典:KSG)

ITインフラの強い味方を援軍に「情シス」チームのパワーアップを

 このようにしてみると、PG-Directは特にスタートアップや中小企業にとって、Windowsサーバを購入し活用していく上でさまざまな面から豊富なメリットを提供してくれるサービスプロバイダーといえる。

 まず、幅広い製品を扱い、そこからベストな選択ができるようにしていること、さらに他の販社と比較して低価格、短納期で提供する実績を持っていることだ。さらに、いざとなれば包括的なサポートサービスや構築作業も任せられるという意味では、まさに強い味方である。

 「われわれには法人営業の専門部隊もありますので、しっかりと要望を聞き、適切なサポートを提供します。また、Webサイトや実店舗でも企業の要望に対応できます。そうしたやりとりがきっかけとなり、長い付き合いをしている企業も多くあります。特にITインフラに関して計画性を持って対応していきたい、という企業にはロードマップの提案もできます。気軽に問い合わせてもらいたいです」(手代木氏)

 今後、リモートワークやサーバ仮想化は、避けては通れないテーマとなってくる。最適なWindowsサーバの選択はそのベースとなるだろう。処理能力が足りない、拡張できない、あるいは、ランニングコストがいつも重荷になる、という状況にならないようにするためにも、PG-Directのような「援軍」を利用して、インフラの適正化とともにチームのレベルアップを目指してはいかがだろうか。

※テックウインドは国際産業技術に対してWindows Server 2019の提供、サポートをしている

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提供:日本マイクロソフト株式会社、テックウインド株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2021年1月8日

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