テレワーク全盛時代でも衰えないタワー型サーバの価値 その理由は?なぜ今タワー型サーバなのか

テレワークが国内ビジネスに定着する現在でも、オフィスに設置するタワー型サーバの価値はいまだに衰えていないという。なぜ今タワー型サーバなのか。今回は、その理由を探るとともに、ユーザーの満足度が高いタワー型サーバはどの製品なのかを、IT製品・サービスのレビューサイト「ITreview」へ実際に寄せられたレビューからひもといてみたい。

» 2022年03月14日 10時00分 公開
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そもそも、クラウド全盛時代に、なぜタワー型サーバなのか 〜タワー型サーバが適合する用途〜

【以下のような方必見!】

  • 支店や地方拠点のITインフラ管理者
  • 工場の製造ラインや建設・医療・流通店舗、公共公益設備向け産業用機器の製造・販売業の方
  • 大学や企業の研究開発部門の設計・開発者

 直近の国内年間出荷台数42万9000台のx86サーバ市場に占めるタワー型サーバの出荷台数は11万6000台。全体の27%を占めている。クラウド全盛時代にもかかわらず、タワー型サーバが適合する用途が確実に存在する。それは一体どのようなものなのか?

 例えば、一般企業の支店や地方拠点では、本社主導で導入されたクラウド基盤があるにもかかわらず、ファイルサーバやデータベースサーバとしてユーザーのデスク周辺にタワー型サーバを設置しているケースがよく見受けられる。これは、データの取り出しに都度転送料がかかるクラウドより、データ転送コストを気にすることなく小回りの利く運用を行えるタワー型サーバの方が、支店や地方拠点の事情に適しているからだ。

 また、工場の製造ラインや建設・医療の現場、流通小売業の店舗、公共公益設備の管理拠点などでは、レスポンスタイムやセキュリティ要件、産業機械との連携、またスペースの制約などの理由から、タワー型サーバでなくては務まらない用途がある。このような空調設備がそれほど整っていない環境でも、長期間の運用に耐える信頼性が求められる。タワー型サーバは、工場や建設といった過酷な現場でも、センサーデータの収集からエッジでの画像や映像の解析、ラインへの組み込み、周辺機器との連携など、持ち前の性能を発揮してくれる、頼りがいのある存在なのだ。

 さらに、大学の理工学部の研究室や、企業の研究開発部門などでは、AIを用いた新しいアプリケーション開発のための基盤や、GPUを用いた設計や解析のためのサーバとしてタワー型サーバが利用されている。事前に使用するデータのセキュリティ属性やデータ量が読みづらく試行錯誤が必要なAIモデル開発には、手元にある、GPUを搭載したオンプレミスのタワー型サーバが重宝されているのだ。

在宅勤務などテレワークが当たり前の時代でも、タワー型サーバが求められる理由

 このように「適材適所」のニーズを追い風に、テレワーク全盛時代となった現在も、タワー型サーバの価値は衰えていない。なぜ、オフィスに人がいなくなっても、オフィスに設置するタワー型サーバが活用されているのだろうか。それは、タワー型サーバであっても、遠隔からのリモート管理が可能だからだ。コロナ禍前はタワー型サーバでリモート管理機能はあまり使われていなかったが、ここ2年の間に、タワー型サーバでもリモート管理はユーザーにとって必須の機能になっている。リモートによって運用・管理できるのであれば、使い勝手の良いタワー型サーバからクラウドなどへ乗り換える必要もなくなる。

 特にデル・テクノロジーズの「PowerEdge」タワーサーバが評価されているという。というのも、テレワーク時代にサーバをリモートで運用・管理するための機能が充実しているからだという。最新世代のPowerEdgeタワーサーバは、モデル名の2桁目に「5」が付くのだが、その全モデル(T150、T350、T550)で、業界で定評のあるintegrated Dell Remote Access Controllerの頭文字を取った「iDRAC」(アイドラック)という遠隔からの監視や操作を受け付けるための特殊な半導体チップを搭載。ネットワークを経由してWebブラウザからアクセスすれば、リモートでのOSインストールやシステムのオン/オフも可能で、また、ハードウェアの正常性やシステムの状態、ハードウェアのログを確認し、障害時にメールで通知させることも可能だ。

レビューが証言 PowerEdgeタワーサーバの導入メリットは、「安定稼働」「コンパクト・静音」「サポート」

 さて、いざタワー型サーバを導入しようとなった時に、タワー型サーバ選びのヒントの1つになるのは、実際に製品を使っているユーザーの声だろう。IT製品・サービスのレビューサイト「ITreview」には、IT製品ごとに数多くのユーザーの声がレビューとして寄せられている。

 「ITreview」のタワーサーバカテゴリーで、寄せられたレビューから認知度・満足度ともに高い「Leader」ポジションを獲得している製品は2製品。その2製品では、デル・テクノロジーズのPowerEdgeタワーサーバが圧倒的に高い評価を獲得している。

 では、PowerEdgeタワーサーバのユーザーは、どのようなポイントを高く評価しているのだろうか。実際のレビューとともに紹介していこう。

 デル・テクノロジーズのPowerEdgeタワーサーバは、2021年10月から新モデルの提供を開始した。1ソケットCPU搭載のPowerEdge T150、1ソケットCPU搭載で冗長電源もサポート可能なPowerEdge T350、2ソケットCPUを搭載可能でNVIDIA A30 / A40 GPUも搭載できるPowerEdge T550の3つのモデルがラインアップされている。この新モデルの特長は、「安定稼働」「コンパクト・静音」そして「サポート」の3つだ。

 事実、「ITreview」へ寄せられたレビューにも「故障なども全くなく安定して稼働してくれています」「故障率が著しく低い」などPowerEdgeタワーサーバの「安定稼働」を高評価する声が多く見受けられる。長期間にわたりPowerEdgeブランドを使い続けているユーザーも多く、保守サポート期間が切れた買い替え時に、再度デル・テクノロジーズのタワーサーバを選ぶユーザーもいる。

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 また、PowerEdgeタワーサーバの「コンパクト・静音」を高評価する声も多い。T350の場合、従来モデルのT340と比較して、高さが14%減の382.5ミリに、横幅が20%減の175ミリに、全体積で37%減のコンパクト化を実現。T350では冗長電源もサポート可能で可用性が高いことも、買い替えの際には見逃せないポイントとなるだろう。

ALT 提供:デル・テクノロジーズ《クリックで拡大》

 さらに、T150は、室温35度で通常オペレーション時で24デシベル、室温28度でのアイドル状態で23デシベルを実現している。20デシベルは「木の葉の触れあう音、置き時計の秒針の音(前方1メートル)」で体感的には『まったく音がしないレベル』だ。ファイルサーバや手元での開発・検証用のサーバとしてオフィスの机の上や足元に置いて運用する際に、静音性が高いのは利便性に優れているといえるのではないだろうか。

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 そして「サポート」。PowerEdgeタワーサーバでは、7年間の延長保守サポートを標準メニューで選択可能だ。一般的なサーバの場合、延長保守サポート期間は5年に設定されていることが多い。しかし工場や店舗、医療・介護施設などの産業向けシステムは長期間にわたって利用されるケースがある。そこで、それらのシステムに組み込まれて利用されることの多いPowerEdgeタワーサーバは「7年延長保守」を標準メニュー化しているのだ。「ITreview」に寄せられたレビューでも、このデル・テクノロジーズの「サポート」を良いポイントに挙げるレビュアーが多い。

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「費用対効果も良い」とのレビューも多いデル・テクノロジーズの PowerEdgeタワーサーバは、グローバル調達力の強みで納期も柔軟な対応

 レビューが証言するように、「安定稼働」「コンパクト・静音」「サポート」が実際のユーザーから高く評価されており、ファイルサーバや、テスト・開発用途から、データベース用途までさまざまな用途に最適なデル・テクノロジーズのPowerEdgeタワーサーバ。加えて「費用対効果が高い」や「柔軟な納期対応」をレビューするユーザーが多いことも最後に紹介しよう。

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 現在、世界的な半導体不足問題で部品を調達できず、タワー型サーバの大幅な出荷遅延に陥っているベンダーもいる中で、デル・テクノロジーズは、サーバ+PCのグローバルの部品調達力とサプライチェーンの強みを生かして、柔軟な納期対応でユーザーのタワー型サーバへのニーズに応えている。このような状況下にある今だからこそ「ユーザー満足度の高い」PowerEdgeタワーサーバの導入を検討してみてはいかがだろうか。

※2022年11月7日:記事の一部記載を修正しました

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提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2022年12月5日

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