中堅中小企業で深刻化するネットワーク管理やセキュリティ対応の課題、解決策とは?日本企業のニーズにきめ細かく対応

中堅中小企業におけるネットワーク管理の悩みがますます深まっている。この状況の打開に貢献する、WAN、LAN、Wirelessを統合管理可能なネットワークソリューションが登場した。これは、特に日本の中堅中小企業におけるニーズに応えるべく開発された、クラウド管理サービスだ。

» 2023年12月18日 10時00分 公開
[PR/@IT]
PR

 中堅中小企業では、ネットワーク管理の課題がますます深刻化している。

 大企業と同様に、日常業務には社内のシステムの他、電子メールやグループウェアなどのクラウド型サービスが欠かせなくなっている。LAN、WANのどちらに障害が発生したとしても、業務に大きな支障が出たり、業務そのものが止まってしまったりする。

 この、企業にとっての生命線ともいえるネットワークの利用を支えるのが、無線アクセスポイントやネットワークスイッチ、ルーターといったネットワーク機器だ。その設定、管理、監視は適切に行っていかなければならない。だが、中堅中小企業では、もともとIT管理の人員が少ない。ネットワークの運用管理ができる人となると、見つけるのが難しいくらいだ。多くの担当者が、日々の業務の中でどうネットワーク管理を効率的に行っていけばいいか解決策を見いだせず、悩んでいるのが実情だ。

 中堅中小企業におけるネットワーク管理の現状について、ディーリンクジャパン(D-Link)の小林重臣氏(マーケティングコミュニケーション部 部長)はこう話す。

 「ネットワークの設定管理には専門的なスキルが必要で、対応できる人的リソースには限りがあります。多くの場合、ネットワーク管理を得意とするパートナー企業が顧客企業の現地に訪問して対応しています。ただ、拠点ごとに異なる運用ポリシーで管理されているような場合は、セキュリティ設定やパスワードなどの管理がバラバラになり、業務上のトラブルや非効率な運用を招きやすいという課題があります。実際、コロナ禍でリモートワークが増えた際には、ネットワーク機器のセキュリティ設定の不備からセキュリティ事故につながったケースが少なくありません」(小林氏)

ディーリンクジャパン マーケティングコミュニケーション部 部長 小林重臣氏

 ネットワークの運用管理の難しさは、日々の監視業務にも表れている。人手不足やスキル不足で対応が難しいことはもちろん、ネットワークにどんな端末があり何がトラブルになっているかそもそも分からないというケースも多い。結果として、それがビジネスの足をひっぱってしまうこともある。

 「無線アクセスポイント、ネットワークスイッチ、ルーターなどが別々のシステム管理となっていることがほとんどです。その場合、個別の監視やモニタリングの仕組みが必要となり、システム全体の状況を俯瞰(ふかん)しにくくなります。多くの中堅中小企業では、ビジネス成長が著しい場合にシステム環境が大きく変化します。ところが、その変化のスピードにネットワークインフラ整備が追い付かず、ビジネスチャンスを逃してしまうことも増えています」(小林氏)

 中堅中小企業が抱える、こうしたネットワーク管理の課題はどのように解決していけばよいのか。

国内で約20年にわたる実績、中堅中小企業のネットワーク課題の解決を支援

 中堅中小規模環境におけるネットワーク管理課題の解決策の一つとして、近年注目を集めているのがD-Linkが展開する各種ネットワークソリューションだ。D-Linkは1987年に台湾で設立された通信機器メーカー。世界40カ国以上でビジネスを展開するグローバル企業だ。

 日本には2005年に法人を設立して以来、日本のニーズにどう応えるかに尽力してきた。国内大手通信キャリアが提供するネットワークサービスを支える機器を提供してきた実績もある。

 「国内拠点は東京、大阪、福岡にあります。20年近くにわたり、日本国内のお客さまの導入実績を積み重ねてきており、中堅中小企業が抱えるネットワーク課題の解決を支援しています。大手から中堅中小の一般企業をはじめ、通信キャリア、自治体、医療機関、マンションやホテルなど、幅広い業種で多数の採用実績があります。特に近年は、コロナ禍を経て働き方やビジネス環境が大きく変わる中で、WAN管理やセキュリティ強化を含めたネットワークソリューションのニーズが高まっていて、それに応えられる製品やサービス、そしてサポートの提供に力を入れています」(小林氏)

 D-Linkは、ネットワーク管理の課題をどのように解決していくのか。それを紹介する前に、多くの中堅中小企業が抱える課題を整理しておこう。D-Linkの畑中秀太氏(マーケティングコミュニケーション部 マーケティングコミュニケーション課 課長)はこう解説する。

ディーリンクジャパン マーケティングコミュニケーション部 マーケティングコミュニケーション課 課長 畑中秀太氏

 「大きく3つの課題があると考えています。1つ目は導入運用コストです。スマホやタブレットなどLAN内で利用するクライアントデバイスが増えており、リモートアクセスするための無線LAN環境の増強が求められています。ただ、中小企業の拠点の多くでは、高価な機器を導入することはコストの問題から簡単ではありません」(畑中氏)

 「2つ目は運用管理の手間です。拠点が複数に分散していると機器の設定や管理を個別に行う必要がでてきます。しかし、複数拠点の機器を設定したり、拠点の増加に伴って設置作業を行ったりすることはリソースが限られた中堅中小企業にとって大きな負担です」(畑中氏)

 「3つ目はセキュリティです。ランサムウェアなどを中心にサイバー攻撃の被害に遭ってビジネスが継続できなくなるケースが増えています。UTM(統合脅威管理)機器などで脅威に対抗していくことは必須ですが、近年のサイバー脅威は機器を設定しただけでは十分ではなく、ポリシー設定やインシデント対応などを適切に実施していくことが重要です。こうした課題に対応していくために必要なのは、さまざまなネットワーク環境を統合管理することです」(畑中氏)

 これらの課題に対応するためにD-Linkでは、クラウド型ネットワーク管理サービス「Nuclias Cloud」を展開するとともに、対応製品のラインアップ強化を進めている。

Webダッシュボードで企業ネットワークの有線/無線LAN、WANを統合管理

 Nuclias Cloudは、クラウド上に配置されたWebダッシュボードを使って、企業ネットワークの有線/無線LAN、WANを統合管理できるサービスだ。

 「Nuclias Cloudは、日本語に対応しており、分かりやすいインタフェースを備えているため、ITシステムの専門知識やスキルを持たない担当者でも簡単に管理することができます。また、クラウドで管理するため、複数のオフィスや店舗などの拠点に設置された数多くのネットワーク機器をリモートから統合管理することができます。これにより、ネットワーク管理者の業務負荷を軽減し、導入や運用にかかるコストや手間を削減しながら、企業の運用ポリシーに沿ったネットワーク提供ができるようになります」(畑中氏)

Nuclias Cloudのサービス概要(提供:D-Link)

 D-Linkではこれまで、Nuclias Cloudに対応した製品として、無線LANアクセスポイント「DBAシリーズ」、有線LANスイッチ「DBSシリーズ」を展開してきた。これらをNuclias Cloudを利用して管理することで、コスト、業務負荷、セキュリティといった課題の解消につなげてきた。さらに「無線LANアクセスポイントや有線LANスイッチだけでなく、WANルーター製品もほしい」という顧客の声に応えるべく提供を開始したのが「DBGシリーズ」となる。

 実は、このDBGシリーズはNTT東日本の「ギガらくVPN」サービスの顧客拠点ルーターとして2022年夏に採用されている。法人向けサービスルーターとして国内実績豊富な製品に、さらに一般企業向けに機能を追加し、満を持して2024年1月にリリースされる製品だ。

 「DBGシリーズは、ルーター/UTM製品です。これにより、Nuclias Cloud上で、無線LANアクセスポイント、有線LANスイッチ、ルーター/WANセキュリティを一貫して統合管理できるようになり、お客さまにとっての利便性が大きく向上しました」(畑中氏)

 DBGシリーズでは、Nuclias Cloudを利用することで、各拠点に設置されているルーターを現地で直接設定する必要がなく、リモートから管理対象機器を多台数同時にコントロール可能だ。その際の設定情報は全てクラウド上で管理され、複数拠点の機器設定も容易に変更できる。また、機器のステータス管理も個別に対応する必要がなく、Webダッシュボードで、WANの接続状態を一元管理することができる。

 「営業所や支店が増えた際に新規にルーターを設置する必要がある場合でも、簡単にVPNグループに追加することが可能で、広域WANの設定を容易に変更できます。中小企業の拠点の多くでは、専用線などにコストはかけられず、ビジネス用のフレッツ回線が使用されています。フレッツ回線は従来のPPPoE方式に代えて、IPv6を使ったIPoE方式が主流になりつつあり、通信速度も非常に速くなっています。DBGシリーズは、日本のIPoE方式に対応しており、より良い通信環境の提供に寄与します」(畑中氏)

NTT東日本の企業向けサービスとしても採用される「DBGシリーズ」とは

 DBGシリーズのラインアップとしては、2.5Gbps対応のデュアルWANポートを搭載した有線モデル「DBG-2000」と、高速無線規格であるWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応した無線搭載モデル「DBG-X1000」の2機種を取りそろえている。

 「VPN接続のほか、ファイアウォール、アプリケーション制御、Webコンテンツフィルタリングなどのセキュリティ機能も搭載しています。中小規模かつ多拠点でのゲートウェイとしての利用に適しており、導入から運用までを非常にシンプルに実施できることが特徴です。また、単体で購入するよりもお得で企業が購入しやすい長期ライセンスパッケージプランとして、6年パックと8年パックも用意しました。さらに、D-Linkの長期無償保証制度であるリミテッドライフタイム保証(製造終了日から5年間の無償保証)もあります。これらを活用すると、ライセンス更新時の工数削減やネットワーク保守コストの削減も可能で、より高いコストパフォーマンスで充実したメーカー保証を受けることができます」(小林氏)

 DBGシリーズはインターネットテクノロジーのイベント「Interop Tokyo 2023」における「Best of Show Award」のネットワークインフラ(SMB)部門でグランプリを受賞した製品だ。実際に新商品に対する顧客からの期待も高く、既存顧客からも導入したいという声が高まっているという。

Nuclias Cloud対応DBGシリーズの製品特長(提供:D-Link)

 D-Linkの製品は、さまざまな業種業態の企業で活用されている。神奈川県、三浦のリゾートホテル、マホロバ・マインズ三浦では、客室用フリーWi-Fi機器の管理のためにNuclias Cloudを採用した。同ホテルは、1部屋当たり最低でも68平方メートル以上の広い客室を有していることが特徴で、そうした環境でも安定した高速通信ができることや、客室外から故障の切り分けがしやすい点などが評価されている。

 また、ICT教育に注力している城西川越中学校、城西大学付属川越高等学校では、生徒の学びを止めないWi-Fiを実現するため、Nuclias Cloudを採用した。本館の各教室に1基ずつ無線アクセスポイントを設置し、Wi-Fiアクセス集中時でもスムーズに授業を開始し、遠隔地からでも状況確認をできるようにしている。

 「当社はワールドワイドで製品やサービスを展開していますが、まず2014年に日本で法人向けのクラウド管理型の無線アクセスポイントの展開を開始し、多くのお客さまにご利用いただいてきました。ラインアップとして有線LANを管理するクラウド管理型のスイッチが加わり、さらに新商品として2024年1月からゲートウェイ製品であるDBGシリーズが加わることで、WAN環境も含めて統合管理できるようになりました。これからも多くのお客さまのネットワーク課題の解消を支援していきます」(小林氏)

 コストパフォーマンスが高く、運用が簡単で、セキュリティ機能がさらに強化されたNuclias CloudとDBGシリーズは中堅中小企業にとって非常に魅力ある製品だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:ディーリンクジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2024年1月19日

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。