2024年6月20〜21日、クラウドと責任ある生成AIが学べる「AWS Summit Japan」が幕張メッセで開催 150以上のセッション、250以上の展示で“学びの熱量”を体感生成AIに取り組むソニーグループ、サイバーエージェントが登壇、意気込みをコメント

2024年6月20〜21日に幕張メッセで「AWS Summit Japan 2024」が開催される。今年のイベントのテーマや見どころ、AWSをイノベーションに生かすポイントをAWSに、イベントで登壇するソニーグループ、サイバーエージェントに生成AIの取り組み、成果、意気込みを聞いた。

» 2024年05月16日 10時00分 公開
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国内最大級のラーニングイベント「AWS Summit Japan」

 国内最大級のAWS クラウドを学ぶカンファレンス「AWS Summit Japan 2024」(以後、AWS Summit)が2024年6月20〜21日に幕張メッセでいよいよ開催される。

2023年開催の様子(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン) 2023年開催の様子(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

 「AWSを学ぶ」ことをテーマにしたAWS Summitでは、初心者から経験者まで学べる150を超えるセッションの他、AWSやAWSパートナーによるソリューション、事例展示、ハンズオンなど250を超えるEXPOコンテンツが展開される。その場でエキスパートに技術相談できるコーナーや、機械学習の体験型プログラム「AWS DeepRacer」「AWS GameDay」「AWS Jam」など定番の人気コンテンツも用意。さらに100以上のAWSソリューション、52のユーザー事例と計150以上が展示される「AWS Village」など見どころが満載だ。AWSの山下香欧氏(マーケティング統括本部 イベントマーケティング本部 イベントマネージャー)はこう話す。

 「AWS Summitは全国のユーザーやユーザーコミュニティーが一堂に会してAWSの最新アップデートを学んだり、ベストプラクティスの共有や情報交換ができたりするイベントです。2024年は延べ3万人以上の来場を見込んでおり、クラウドでイノベーションを起こすことに興味がある皆さまにとってリアルな学びの場となります。毎回思うことですが、皆さまの“学びの熱量”はとても高く、しかも年々大きくなっています」(山下氏)

責任ある生成AIを実ビジネスに、イノベーションに生かすための「5 Topics」

 2024年のAWS Summitは5つのキートピックが設定されている。「生成 AI」「Developer Tools」「AWS for Data」「AWS for Every Application」「セキュリティ」だ。

 AWSの藤倉和明氏(技術統括本部 エンタープライズ技術本部 サービスグループ ソリューションアーキテクト 部長)はこう説明する。

AWS 技術統括本部 エンタープライズ技術本部 サービスグループ ソリューションアーキテクト 部長 藤倉和明氏 AWS 技術統括本部 エンタープライズ技術本部 サービスグループ ソリューションアーキテクト 部長 藤倉和明氏

 「生成AIをビジネスで活用する取り組みが急速に進んでいます。特に、生成AIを単体で利用するのではなく、自社データと組み合わせることで、お客さまに特別な価値を提供することが重要です。例えば、生成AIの出力を自社データで補足し、生成AIをカスタマイズして差別化することが求められます。このために、データをリアルタイムに連携、加工するための強固なプラットフォームも必要です。このプラットフォーム上でデータ活用のパイプラインを作り、さまざまなアプリケーションとして活用していきます。さらに、データを活用する際にはセキュアであることも求められます。加えて、データを活用してイノベーションを起こすためには開発ツールも重要です。5 Topicsは、このように生成AIをビジネスで活用してイノベーションを起こすためのカギになる知見なのです」(藤倉氏)

 もちろん、5 Topicsでは実践手段となるAWSの多様なサービス、ソリューションも紹介される。例えば生成AI関連なら、大手AI企業が提供する基盤モデルを利用して生成AIアプリケーションを迅速に構築できるフルマネージドサービス「Amazon Bedrock」、機械学習モデルを迅速に構築、トレーニングして本番環境にデプロイできるフルマネージドサービス「Amazon SageMaker」、AIチャットアシスタント「Amazon Q」、提案コードを提示し開発生産性を高めるAIコードジェネレーター「Amazon CodeWhisperer」などだ。

 「5 Topicsは基調講演、セッション、展示ブースなどにちりばめられています。さまざまなセッションや展示ブースに参加することで、イノベーションに向けた実践的な学びを体験的に得ることができます」(山下氏)

「熱量」を感じてほしい――68のAWSセッション、52の事例セッションでAWSの技術や事例を学ぼう

 基調講演は、Day1、Day2それぞれで実施される。Day1基調講演では、AWSのエグゼクティブがメインスピーカーとなり、AWSのフォーカスエリアやサービスの最新アップデート、先進的な顧客事例としてAnthropic、ソニーグループ、ispaceを紹介。Day2基調講演では、AWSのグローバルエグゼクティブがメインスピーカーとなり、フォーカステクノロジーやサービス情報のアップデート、また生成AIなど最新テクノロジーを活用したAWSユーザー企業のイノベーション事例として東海旅客鉄道と電通デジタルを紹介する。

AWS Summitの基調講演では両日とも先進的な顧客事例が紹介される(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン) AWS Summitの基調講演では両日とも先進的な顧客事例が紹介される(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

 セッション群は、技術カットのAWSセッションと、インダストリーカットの事例セッションに分かれる。藤倉氏は見どころをこう話す。

 「幅広い技術ドメインのセッションを用意しました。AWSセッションではAWSのメンバーが登壇し、Compute、Analytics、AI/ML、Databaseなどの技術ドメインに加えて、各業界(公共、製造、自動車、小売、物流、通信、金融、エネルギー、ゲーム、ソフトウェア開発など)におけるAWS活用例を計68セッションで分かりやすく解説します。初級者向けはレベル200、既にAWSを使っている人であればレベル300、中上級者向けはレベル400といった具合に、レベルに応じてセッションを選べる点も魅力です。また、事例紹介も52セッション用意しています。AWSはさまざまな業界のイノベーションを支えており、各業界のお客さま事例は大きな見どころです。最先端企業がどのようにイノベーションを起こしているのか、リアルに学ぶことができます」(藤倉氏)

 なお、こうしたAWSセッション、事例セッションは、前述した5 Topicsと生成AIで横串を指したテーマ設定がなされている。このため、例えば「生成AIに関連するセッションだけを選んで聴講する」といったことも可能だ。

見て回るだけでも「各種サービスの組み合わせ方、生かし方」の最新情報が分かる

 展示ブースは「AWS Village」を中心にスポンサーブースも合わせて計250以上の展示が行われる。AWS Villageは「生成 AI, AWS for Data & AWS for Every Application Zone」「AWS for Security&One-AWS Zone」「Developer Zone」「Industry Zone」と、前述した5 Topicsに沿った4エリア、7ゾーンが設けられる。100以上のAWSソリューション展示に加え、今回はインダストリーゾーン他で計50以上のユーザー事例が展示されることがポイントだ。5カ所の常設ミニステージでは関連セッションも展開する。

会場を見て回るだけでもソリューションの組み合わせとユーザー事例をアップデートできる(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン) 会場を見て回るだけでもソリューションの組み合わせとユーザー事例をアップデートできる(提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

 「AWSのサービス/ソリューション群はビルディングブロック方式なので、必要なものを組み合わせることが大切。ソリューション展示と事例展示を見て回るだけでも組み合わせのベストプラクティスをアップデートできるはずです。もちろん、生成AIが実際の業務でどう使われているか、イノベーションにどう関わっているかも具体的に理解できます。ブースにはエキスパートも常駐しているので、ぜひ見て、聞いてほしい。そして展示、セッションを通じて、会場全体にあふれる3万人以上の学びの熱量を体感してほしい。この2日間を通じて“自分たちのイノベーション”の源を持ち帰り、ぜひ実践につなげてほしいです」(山下氏)

 イノベーションに向かう仲間たちが集う特別な2日間。フィジカル開催ならではの魅力満載だが、52社もの事例では果たしてどんな話が聞けるのか。待ち切れない皆さまのために、一部の登壇/展示企業に発表のポイントを聞いてみた。これだけでも当日の熱気を予感できるはずだ。今回もぜひ参加してはいかがだろう。

ソニーグループ 「基調講演登壇に加え、事例セッションにてグローバルで生成AIの社内活用を開始、生成AIの可能性と重要性を伝えたい」

――簡単な会社プロフィールを教えてください

 ソニーグループは、テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーです。多様な事業を展開し、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)としています。グループ全体で、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション、イメージング&センシング・ソリューション、金融の各分野で、一般消費者からクリエイターや企業まで、幅広いお客さまに製品/サービスを提供しています。

――生成AIをどう生かしていますか

 生成AIはいろいろな活用用途がありますが、エンタープライズ用途において、ソニーグループでは、生成AIの民主化を進め、グローバルで社内活用を開始しています。AWSのBedrock上で展開されている「Claude 3」などを含むさまざまなLLM(大規模言語モデル)を活用しており、RAG(検索拡張生成)やファインチューニングが可能なアーキテクチャを構築し、生成AIの進化に対応できる体制を整備しました。

――現在の成果をお聞かせください

 生成AIを活用した社内業務の効率化や、いわゆるチャットだけではない生成AIのビジネス適用での活用事例が出始めています。法令の異なる各国での適切な活用ルールを策定し、国内全社での展開を終え、グローバルでの展開を進めています。

――AWS活用にかける思い、今回の講演(展示)で伝えたいことをお聞かせください

 経済性と生産性のバランスを考慮し、クラウド戦略の一環としてAWSの生成AIリソースも活用しています。進化の速い生成AI技術に対応するため、AWSのBedrockなどの最新サービスを積極的に取り入れています。AWSのBedrockを中心に、進化の速い生成AIを取り巻く技術要素をエコシステムとして活用していくことを計画しています。

――聴講予定者へのメッセージをお願いします

 テクノロジーの進化は目覚ましく、生成AIなどの新しい技術の活用が企業の競争力の鍵となっています。ソニーグループの取り組みを通じて、皆さまに生成AIの可能性と重要性をお伝えできればと考えています。ぜひ期待を持って講演をお聞きください。

サイバーエージェント「AWSのリソースを活用したマルチモーダル生成AI研究開発の最新動向を幅広く紹介します」

――簡単な会社プロフィールを教えてください

 サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、インターネット領域を軸に、インターネット広告事業、メディア事業、ゲーム事業と主に3つの事業と新規事業やAI、DX(デジタルトランスフォーメーション)など幅広い事業を展開しています。技術力、運用力を強みに事業を拡大し、持続的な価値創出に取り組んでいます。

――生成AIをどう生かしていますか

 2016年からAI研究・開発の専門組織「AI Lab」を作り、広告事業を中心にいち早くAI活用を進めてきました。研究と社会実装の両輪を成立させるカルチャーにより、現在では生成AIを活用したプロダクトの開発、独自の日本語LLMの公開など積極的な生成AIの導入を進めています。また、2024年には全社員を対象に「生成AI徹底理解リスキリング」を開始し、全社的なAI人材育成をより強化しています。

――現在の成果をお聞かせください

 2023年には、70億パラメーター/3万2000トークン対応の独自の日本語LLMを一般公開しました。生成AIを活用した広告プロダクト開発にも注力しており、「極予測シリーズ」では制作プロセスに生成AIを用いた結果、通常と比較し、広告効果が2倍以上高いという結果も出ています。今後は自社における開発、活用だけでなく、生成AIの業務支援、リスキリング事業なども推進していきます。

――AWS活用にかける思い、今回の講演(展示)で伝えたいことをお聞かせください

 昨今の生成AIブームによりGPUに対する需要が高まっており、研究開発に必要な計算リソースの確保が重要となっています。このような課題に対してAWSは「AWS Trainium」という独自チップの開発やGPUインスタンスの事前予約サービスなど、さまざまなソリューションを提供しています。また、開発時のサポートも非常に充実しており、私たち生成AI開発者にとっては非常に心強い支えとなっています。

――聴講予定者へのメッセージをお願いします

 講演では、サイバーエージェントにおけるマルチモーダルな生成AIの研究開発についてご紹介します。AWSのリソースを活用した取り組みや、広告クリエイティブ領域での活用事例まで、幅広くお話しできればと思っています。特に広告クリエイティブ領域でのAI活用に関しては、テキストや画像などさまざまな情報を統合した高度な認識/理解が求められるため、その基盤となるマルチモーダルな生成AIの研究開発を深掘りします。


 この2社をはじめ、AWS Summit Japan 2024には多くの魅力的なセッションがあるが、参加したいと思っていたセミナーがいつの間にか「満席」になっていることもあるだろう。その場合も心配いらない。事例セッションやAWSセッションであれば、ライブ配信で視聴できる。また、当日空席があれば現地でも聴講可能だ。満席だからと諦めず、この機会を有効に活用してみてはどうだろうか。

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提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2024年6月15日

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