「Windows Server 2025」の新機能とサーバのモダナイズで、運用はどれだけ変わるのか?「Windows Server 2016」サポート期限間近

Windows Server 2016の延長サポート終了が迫っている。セキュリティリスクが高まる中、移行を無事に終えることは必須だが、仮想化基盤やサーバ移行後の運用をどう見直すかも企業にとっての重要な課題になっている。サーバ運用を再設計するポイントとは。

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» 2026年03月05日 10時00分 公開
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 MicrosoftのサーバOS「Windows Server 2016」の延長サポート期限である2027年1月12日が近づいている。サポート終了(EOS)になると、MicrosoftからOSの定期的なセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、セキュリティリスクが大幅に高まることになる。特に近年のランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃やサプライチェーン攻撃では、修正されていない既知の脆弱(ぜいじゃく)性を突かれるケースが目立つ。脆弱性が放置された状況は、攻撃者にとって格好の標的になるのだ。

田口氏 田口恵理氏(エフサステクノロジーズ サーバ&ストレージ事業本部 仮想化インフラストラクチャ事業部)

 リスクはセキュリティだけではない。エフサステクノロジーズの田口恵理氏は次のように話す。「セキュリティを確保できないことがコンプライアンス違反につながるリスクがあります。近年では、サプライチェーン攻撃に対抗するために取引先にセキュリティ対策の徹底を求めるケースがあります。標準保守期間を超えて機器を使用すると、部品の劣化などにより、障害が発生する可能性も高まります」(田口氏)

 ビジネスのデジタル化が進んでいる今日では、こうしたセキュリティ、コンプライアンス、ハードウェア故障、トラブル時のサポートといったリスクが1つでも顕在化すれば、ビジネス継続に大きな影響が出るので、EOS対応は経営課題であるといっても過言ではない。

 もっとも田口氏によると、エフサステクノロジーズが実施したアンケート結果からはWindows Server 2016のEOSを認識していない企業も少なくないことが分かった。移行までには相応の期間が必要だが、気付いたときには準備期間が足りないという事態も起こり得ることには注意が必要だ。

移行後の運用保守を見据えて仮想化基盤を選定することが重要

 EOS対応では仮想化基盤の問題も絡んでくる。オンプレミスの既存環境の中には、VMwareの仮想化基盤上で稼働しているシステムも多いが、企業買収に伴ってそのライセンスが変更になっており、継続利用するか移行するかの判断が難しい状況が続いてきた。

赤井氏 赤井誠氏(日本マイクロソフト マスタートレーナー)

 日本マイクロソフトのマスタートレーナーである赤井誠氏は、「既存の仮想基盤を継続利用するか、『Hyper-V』などの他の仮想化基盤に移行するか、クラウドに移行するかなどさまざまな選択肢がある中、この1年で具体的な移行の話が急速に増えました」と語る。ここで注意したいのは、仮想化基盤の移行は、移行作業や移行ツールの話にとどまるものではないことだ。例えば、既存の業務プロセスをどのくらい変更しなければならないか、操作教育やマニュアル再作成にどのくらい時間と手間がかかるかなども含めて検討することが重要だ。

 「まずお伝えしたいのは、MicrosoftはHyper-Vへの投資を続けているということです。『Windows Server 2025』においても、拡張性を高めるなどの機能強化を実施しています。移行に関しては、Hyper-Vと『VMware vSphere』との機能の違いだけに注目するのではなく、移行後の運用保守の在り方、サポートの在り方まで併せて検討することが重要です。例えば、管理ツールとして『System Center Virtual Machine Manager』(SCVMM)や『Hyper-V Manager』だけでなく、Windows Admin Centerなどの無償で利用できる新しい管理ツールでも管理できるようになっています」

Windows Server 2025とx86サーバ「PRIMERGY」を組み合わせるメリット

 移行後の運用保守の在り方、サポートの在り方を考慮して、移行先を検討する際に有力な候補になるのが、最新サーバOSであるWindows Server 2025とHyper-V、それら最新のソフトウェアをサポートする最新ハードウェアの組み合わせだ。サーバハードウェアとしては、エフサステクノロジーズのx86サーバ「PRIMERGY」がある。

 Windows Server 2025とHyper-Vへの移行メリットについて、赤井氏はこう話す。「基盤に関する機能強化で注目できるのは、まずセキュリティです。多層防御を実現するマルチレイヤーセキュリティを実装しています。例えば、認証プロトコルである「NTLM」における「SMB」の認証リミッター、デフォルトでのゲストログインの禁止などがあります。VPNを利用せずに、インターネットから『SMB over QUIC』という機能で通信が全て暗号化され、高速にファイル共有ができます」

 Hyper-Vも強化されている。Active Directory(AD)を導入していないような小規模な環境でも(AD構築なしに)ライブマイグレーションが実施できるようになった他、ADなしでの「フェイルオーバークラスター」によって可用性を高められるという。

 「さらに、GPU(グラフィックス処理装置)を分割して利用できる『GPUパーティショニング』により、GPUリソースを無駄なくより柔軟に利用できるようになりました」(赤井氏)

 もっとも、実際の移行に当たっては、対応人員やスキルなども含めてさまざまな課題に直面する。エフサステクノロジーズにも顧客から多くの悩みや質問が寄せられているという。田口氏はこう話す。

 「移行工数や移行後の影響について、よく質問いただくのは『移行先の環境で現行システムがそのまま動作するか』です。『動かない部分が出るくらいなら、現行システムのまま運用し続けたい』という要望をいただくことも多いです」(田口氏)

 実際に移行可能かどうかは、Windows Admin Centerが提供する移行関連機能を使うことで、確認したり、作業を効率化したりできる。例えば、現在プレビュー提供されている拡張機能「VM Conversion」を使えば、vSphere環境からHyper-V環境へ仮想マシンをスムーズに移行できる。システムの機能で提供できないものについては、エフサステクノロジーズによる移行支援サポートを提供しているという。

EOS対応と新基盤構築・運用に向けてワンストップサポートを提供

 では具体的に、どのような移行支援を提供しているのか。国産サーバであるPRIMERGYは、高い信頼性と豊富な導入実績が特徴だ。多様なニーズに応えるラインアップに加え、導入前の性能評価や業務アプリの動作確認、機器・ソフトウェアの組み合わせ検証、バックアップ/リストア、移行後動作までを事前に評価できる「検証サービス Platform Solution Lab」を提供し、導入前の懸念を解消できる環境を整えている。

 セキュリティ面は米国政府機関の調達基準であるセキュリティ規格「NIST SP800シリーズ」の主要ガイドラインに準拠し、グローバル基準の安全性を確保。また、国際的なセキュリティ業界団体であるTCGに準拠したTPM 2.0(オプション)によってデバイス認証や暗号化も強化され、ハードウェアレベルで堅牢なシステム基盤と高いプライバシー保護を実現している。

図1 豊富なラインアップと充実したサポートを取りそろえる「PRIMERGY」(提供:エフサステクノロジーズ)《クリックで拡大》

 Microsoftとの緊密なパートナーシップも継続しており、プレビュー版のVM Conversionの検証も行っているところだという。「当社のエンジニアが習得したノウハウをお客さまに提供する他、さまざまなドキュメントも提供しています」(田口氏)

 顧客ニーズに合わせた豊富なオプション提供も特徴だ。「例えば、Windows Server 2025をバンドル/プリインストールし、Hyper-Vを設定済みとするオプションや、OSセキュリティ更新プログラムを適用した状態で出荷するオプションもあります」(田口氏)

 サポートについては、総合ITベンダーならではのワンストップサポートが特徴だ。ハードウェア障害からソフトウェアトラブル、Q&Aまで、サポートセンターである「One-stop Solution Center」(OSC)の専門技術者が一元的に対応する。

 Windows Server 2016のサポート終了まで残された時間は限られている。自社にとって最適な移行の選択肢を見極めるためにも、まずは移行期限が迫っている現状とリスクを正しく把握するとともに、移行によって得られるメリットや、自社に必要な支援体制を整理することから始めたい。

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提供:エフサステクノロジーズ株式会社、日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2026年3月13日

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