INTEROP TOKYO 2014特集――SDN、クラウド、IoTの“今”と、ネットワーク製品選定・導入の勘所をひとまとめ

今年で21回を数えるネットワークコンピューティングのイベント、「INTEROP」。仮想化、クラウド、BYODの浸透、またビッグデータ活用の潮流などを受けて、ネットワーク関連技術もここ数年で急速に進化している。中でも注目を集めているのは、ネットワークをソフトウェアで制御・管理可能とするSDN、あらゆるモノをインターネットに接続して各種制御を実現するIoT(Internet of Things)などだろう。こうした技術の進展は、企業インフラに果たしてどのような革新をもたらすのだろうか?――本特集ではINTEROP出展企業の見どころと、最新のネットワーク技術のポイント、製品・サービス選定の勘所を解説。ITがサービスとして提供される“ビジネス中心、エンドユーザー中心のコンピューティング環境の今”を具体的にひも解く。

Interop Tokyo 2014 関連記事

INTEROP TOKYO 2014:

6月12日、INTEROP TOKYO 2014のBest of Show Award受賞製品が発表された。

(2014年6月13日)
INTEROP TOKYO 2014:

6月11日より千葉・幕張で開催中のINTEROP TOKYO 2014でネットワンシステムズが展示しているCliQr Technologies(クリッカー・テクノロジーズ)の「CliQr CloudCenter」。特定のクラウドサービスにロックインされることを回避できるツールだ。社内ユーザーの自由度を確保しながら、組織としてのガバナンスを図れる。

(2014年6月13日)
INTEROP TOKYO 2014直前取材 「導入検討が進むSDN」:

ネットワークを職人芸的な世界から、ユーザー中心の利用の世界に変える――SDNの導入が現実的な段階に入っている。SDNのオープンソースプロジェクト、「OpenDaylight」のメインプレーヤー、IBMはSDNの今をどのように捉えているのか、INTEROP 2014に先立ち、アイティメディア エグゼクティブエディター 三木泉が話を聞いた。

(2014年6月5日)

編集部レポート:SDNで、ビジネスとネットワーク管理はどう変わる?

通信キャリア、データセンター、企業向けにおいて高信頼性を追求したスイッチ「APRESIA」シリーズを提供している日立金属。同社が次世代ネットワーク向けに取り組んでいるのがSDN(Software Defined Networking)だ。SDNをビジネスに活用する上で、同社は具体的にどのようなシナリオを提案しているのだろうか。「Interop Tokyo 2014」で紹介された同社の3つのソリューションから、「本当に求められるSDNの現実解」を見ていこう。

(2014年8月5日)

編集部レポート:主催者 ナノオプト・メディア 大嶋康彰COOに聞いた「Interop Tokyo 2014」

 国内開催21回目となったInterop Tokyo 2014は、総来場者数が13万2609人に上り、2013年を超える盛況となりました。特に今年は2013年のSDNに続き、SDI(Software Defined Infrastructure)にフォーカスした企画ブースを設置しましたが、出展社、来場者ともに反響が大きく、まさしく“次のクラウド基盤”を占うInterop Tokyoになったと思います。
 Interop Tokyo独自のネットワーク「ShowNet」でも、「マルチベンダー間でのVXLAN相互接続」や、「さくらインターネット、ビットアイル、IDCフロンティアのクラウドを相互接続したインタークラウド」の検証を行い大好評を博しました。特に後者はベンダーロックインの回避、BCP/DRの観点から多くの来場者の関心を集めました。こうしたオープン化の潮流を肌で実感できたことも今年の見どころの一つとなったのではないでしょうか。
 今後はIoTの流れが進み、クラウドにつながる人、モノ、エリアが急速に増えていくといわれています。そうした時代に耐えられるインターネット環境とは何か、そうした環境に求められるセキュリティ対策とは何か――今後のInterop Tokyoはこれらにフォーカスし、国内をはじめアジア、世界に向けてソリューションを発信していきます。また近年、システム品質を担保する上でインフラからアプリまで、全レイヤーを把握することの重要性が指摘されていますが、Interop Tokyoはそうしたフルスタックエンジニアを目指す人にとっても多数のヒントが得られる場。ぜひ来年も、多くの方にご参加いただければと思います。

(関連リンク:http://www.interop.jp/)

Interop Tokyo 2013 レポート

Interop Tokyo 2013レポート:

「Interop Tokyo 2013」会場の無線電場状況が強烈に「汚い」環境で、いかに良い品質の通信を実現するか。その方策と実験の内容を速報する。

(2013年6月13日)
INTEROP TOKYO 2013:

6月12日より開催中のINTEROP TOKYO 2013では、多様なSDN(Software Defined Networking)製品が展示されている。SDNはデータセンター事業者や通信事業者だけのための話ではない。企業がデータセンター/クラウドサービスを自在にあやつるためのツールにもなる。

(2013年6月14日)
Interop Tokyo 2013レポート:

幕張メッセで6月12日から14日にかけて開催されている「Interop Tokyo 2013」。そのShowNetで、Software Defined Networks(SDN)に関する意欲的な取り組みがいくつか行われている。

(2013年6月14日)
Interop Tokyo 2013から見たSDNのいま:

6月に開催された「Interop Tokyo 2013」では、昨年以上に充実したSDN関連のデモンストレーションが注目を集め、同時にOpenFlowの可用性や監視機能など、実導入に向けた課題も見えてきた。会場で見付けたほかのユニークな製品も交えながら、その模様を振り返る。

(2013年7月5日)

関連記事

「SDN」でも混乱しているのに、「SDDC」だなんて……:

2012年、「SDN(Software Defined Networking)」はITインフラ関連で最大の流行語の1つとなった。今年にかけては、さらに「SDDC(Software Defined Data Center)」という言葉をプッシュする人々も出てきた。この機会に、SDNに関する「妥当な」理解とは何かを考えたい。

(2013年1月15日)
クラウドHot Topics (7):

 日本ではOpenFlowに対する期待がインフレ気味だ。「OpenFlowで何でもできる」と思いこんでいる人も多いようだ。そこで、米Nicira Networksのマーティン・カサド(Martin Casado)氏へのインタビューをお届けする

(2012年3月21日)

提供:株式会社ナノオプト・メディア/日立金属株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT編集部/掲載内容有効期限:2014年8月6日

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