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いまさら聞けない「Webブラウザ」超入門 後編いまさら聞けないリッチクライアント技術(12)(1/3 ページ)

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代表的なWebブラウザとは?

 『いまさら聞けない「Webブラウザ」超入門』前編では、WebブラウザがWebサーバとやりとりする様子や、その役割について説明しました。

 Webブラウザが利用されるハードウェアの環境はPCだけでなく、携帯電話やPDA、さまざまなプラットフォームです。今回はPCのブラウザをメインに代表的なブラウザを紹介します。

 以下に、より多くの利用者に使われているWebブラウザソフトを紹介します。数あるブラウザの中から選ばれているだけあり、最新の技術や、いろいろな動画や画像形式に対応しています。

  • Windows Internet Explorer(ウィンドウズ・インターネット・エクスプローラー)
  • Mozilla Firefox(モジラ・ファイアフォックス)
  • Opera(オペラ)
  • Safari(サファリ)

 では、それぞれについて見ていきましょう。

・Windows Internet Explorer(ウィンドウズ・インターネット・エクスプローラー)

 米マイクロソフトがリリースしている、Windows用のWebブラウザです(以前はMac版やLinux版もリリースされていましたが、現在は配布もサポートもされていません)。Windows OSに標準で搭載され、現在Webブラウザシェアの1位を獲得しています。

・Mozilla Firefox(モジラ・ファイアフォックス)

 Mozilla Foundationが開発をしているオープンソースのWebブラウザです。Internet Explorerと違いクロスプラットフォームに対応(Windows、Mac OS X、Linuxに対応)しています。「アドオン」という外部プログラムを導入することで、機能を手軽に拡張できるのが特徴です。

画面2 Mozilla Firefox2
画面2 Mozilla Firefox2

・Opera(オペラ)

 ノルウェーのOpera Softwareがリリースしています。小型の画面でもWebデザインを崩さずに表示できる「スモールスクリーンレンダリング技術」を搭載していて、Windows、Mac、LinuxといったPCはもちろん、携帯電話やPDAなどのモバイル機器に搭載されています。

画面3 Opera 9.27
画面3 Opera 9.27

・Safari(サファリ)

 MacやiPodで有名なアップルが開発をしているWebブラウザで、Mac OS X v10.3以降は標準ブラウザとなっています。Mac版だけでなく、Windows版もあり、iPhoneやiPod touchにも搭載されています。

画面4 Safari3.1
画面4 Safari3.1

 また以下はちょっと余談になりますが、実は以下のように、テキストしか表示できないブラウザも存在します。

・Lynx(リンクス)

 Webページは当初テキストのみのコンテンツでした。そのため、画像を表示する機能はなくても、全然問題ありませんでした。現在でもLinuxのコンソール画面からWebコンテンツを閲覧したいときなどに使われています。

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