「1人ブレスト」や「タスク管理」ができるEvernoteとは:本音のWebサービスガイド(4)(1/4 ページ)
Evernoteは同期が容易なオンラインメモツール。基本的な使い方から、1歩進んだ活用法「タスク管理」やiPhone連携の「1人ブレスト」まで
Evernote(エバーノート)を使ってみた
どれをどう使えばいいのか悩むWebサービスを本音で紹介する連載、「本音のWebサービスガイド」。前半では「Webサービスの使い方」、後半では実際に利用したユーザー4人の本音・感想を掲載していきます。第4回に取り上げるWebサービスは「Evernote(エバーノート)」です。
Evernoteは同期が容易なオンラインメモ系ツールです。複数のデバイスによるメモの共有や、メールソフトに似た分かりやすいインターフェイスなので、オンラインメモとしての使い方について紹介します。
いつでもどこでもメモ、複数デバイスでの同期も
Evernoteは「オンラインメモツール」です。Evernoteを使うと、さまざまな情報を簡単に取り込み、それをさまざまなデバイスやプラットフォームからアクセスすることができます。
それではEvernoteの各機能をチェックしてみましょう。
さまざまなデバイスに対応している
Windows、Mac、iPhone、Windows Mobileなどのデバイスに対応しています。Webブラウザからでも各種機能を利用することができます。
使いやすい専用クライアントがある
iPhone、Windows Mobile、Mac、Windows向けの使いやすい専用クライアントが提供されています。
同期の仕組みがある
複数のデバイスでEvernoteを使っていても、専用クライアントが自動でデータの同期を行ってくれます。
画像内の文字を検索することができる
Evernoteには検索機能があるのですが、写真に写っている文字も検索対象となります。ただし現在は残念ながら日本語には対応していません。
Webクリップ機能
ブックマークレットを利用することによって、IE、Firefox、Safari、ChromeなどでWebクリップを行うことができます。
音声メモ機能
会議やちょっとした会話など、気軽に録音することができます。
写真メモ機能
買ったものや街中で気になったものなどを撮影して保存することができます。
Evernote を使うメリットは何?
Evernote のメリットは「自動的なデータ同期」「複数デバイス対応」「検索機能」の3点でしょう。
最近は自宅でデスクトップ、出先でノートパソコンとスマートフォン、といったように、1人で複数のデジタルデバイスを活用することが少なくないと思います。
複数台でデジタルデバイスを使用する際に問題となるのがデータの同期。Webサービスを使ってデータをインターネットサービスのサーバ側に置けば解決はするのですが、Webサービスはネイティブアプリケーションに比べて各種動作に若干時間がかかるのがネックになります。
しかしEvernoteは各種デバイス向けに専用クライアントを提供していますので非常に快適にメモを取ることができます。そして自動的なデータ同期機能によって複数デバイスを用いての作業も非常に快適に行えます。
さまざまな事柄をメモとしてEvernoteに放り込んでおいて、さまざまなデバイスから検索機能によって簡単に情報を引き出すことができるようになるのです。
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