第2回 属性&コンテンツ編:連載:jQuery逆引きリファレンス(4/19 ページ)
要素セットに含まれる要素本体や属性、スタイルを取得/設定するためのメソッドについてまとめた、すぐに役立つ18本を一挙公開。
複数の属性をまとめて設定したい場合には、attr(props)メソッドを使うと便利です。attr(props)メソッドは、属性値を「属性名: 値」のハッシュ形式(=ディクショナリ形式)で指定できます。
属性値を設定するメソッドとしては、attr(name, value)メソッドもありますが、こちらは一度の呼び出しで1つの属性しか設定できず、たくさんの属性をまとめて設定しようとすると、コードも冗長になりがちです。複数の属性を設定するには、できるだけattr(props)メソッドを利用するようにしてください。
以下は、新たな<img>要素を生成して、それを<div id="logo">要素の配下に追加する例です。<img>要素には、src、width、height、alt属性を設定します。
<style type="text/css">
.logo { border: solid 1px Red; }
</style>
<script type="text/javascript">
$(function() {
$('<img />').attr({
src : 'http://www.wings.msn.to/books/978-4-7980-2401-1/978-4-7980-2401-1_logo.jpg',
width : 81,
height : 30,
alt : 'ASP.NET MVC実践プログラミング',
className : 'logo'
}).appendTo('#logo');
});
</script>
……中略……
<div id="logo"></div>
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Attr(props)メソッドでclass属性を指定する場合には、属性名は「class」ではなく「className」で指定しなければならない点に要注意です(「class」はInternet Explorerでは予約語と見なされてしまうためです)。代わりに、addClassメソッドを使っても構いません。
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