検索
連載

師走を乗り切れ! 超速イケてる年賀状素材作り一撃デザインの種明かし(9)(6/7 ページ)

師走の忙しい中、忘れてはならないのが年賀状作り。自分の写真を使った年賀状用画像作りの便利で面白いテクニックを14選紹介します!

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

【10】タイガーマスクをかぶせる

 次は、寅のマスクをかぶせます。まず、寅の画像を用意し、先ほど説明した[なげなわツール]+[ぼかし]で、顔の部分を選択します。

利用した虎の写真は、「写真素材とストックフォトの定額制ペイレスイメージズ」から購入しています。紹介したテクニックを試す方は、上記サービスをご利用ください。

 寅の顔をコピー&ペーストしてレイヤを作ったら、[編集]→[変形]→[水平方向に反転]で顔の向きを合わせます。次に、目や口、鼻を[なげなわツール]+[ぼかし]でざっくり囲み、それぞれをコピー&ペーストして3枚のパーツごとのレイヤを作ります。これで、寅の顔、口、目、鼻の4枚のレイヤを作ります。

 パーツのレイヤの[不透明度]を70%程度に設定し、ほかのパーツは隠します。[編集]→[変形]→[ワープ]で、それぞれのパーツを顔に合わせていきます。これを繰り返します。

 口のパーツの場合、大きさと高さ、あごのラインをそろえます。

 目や鼻も、位置や大きさ、横幅などを合わせていきます。

 各パーツを合わせたら[不透明度]を100%に戻して、レイヤの重ね順を調整します。上から、鼻、目、口、寅の顔になっています。

 一度、寅マスクのレイヤを隠し、[なげなわツール]+[ぼかし]で顔の輪郭を取ります。

 4枚のレイヤを[レイヤー]→[レイヤーを統合]してから、[選択範囲]→[選択範囲を反転]した後、[編集]→[消去]で余分な部分を削除します。

 光の加減を調整します。今回使っている写真は、左方向から光が当たっていますが、寅の顔は右方向から光が当たっているように見えるので、[なげなわツール]+[ぼかし]で左半分を囲んだ後、[イメージ]→[色調補正]→[トーンカーブ]や、[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度の明るさ]などを使い調整します。

 明るくしたい場所を囲み、さらに調整します。

【11】毛皮やヒゲの表現を追加する

 [指先ツール]を使って、毛の表現を足していきます。内側から外側へ向かって動かすと、毛羽立った表現ができます。これを、ほおからあごのラインまでやっていきます。

 レイヤを作り、[ブラシツール]でヒゲを描きます。筆の太さは、2pxにしました。より自然に見せるため、根元の部分をざっくりと選択した後、[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]で少しなじませるようにします。

 今度は、全体的に少しぼかします。

 これで、寅の顔の完成です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る