「TIPS:文字列がnull(Nothing)か空文字列かを簡単に判定するには?」では、文字列(=String型のオブジェクト)がnull(C#の場合。Visual BasicではNothing)かどうかをチェックし、さらにnull(Nothing)ではない場合にはそれが空文字列(=長さが0の文字列。「""」あるいは「String.Empty」)かどうかをチェックするための、String.IsNullOrEmptyメソッドを紹介した。.NET Framework 4では、これらのチェックに加えて、文字列がすべて空白(White Space)であるかをチェックするための、String.IsNullOrWhiteSpaceメソッドが追加されている。
IsNullOrWhiteSpaceメソッドは、Stringクラスの静的メソッドで、引数としてチェックしたい文字列を受け取り、戻り値でtrue(=nullか空文字か空白のいずれか)もしくはfalse(=それ以外)を返す。
次のコードは、このメソッドを使ったサンプル・コードである。
string checkString = " "; // 半角と全角の空白
if (String.IsNullOrWhiteSpace(checkString) == false)
{
// nullでも、空文字列でも、空白でもない
}
else
{
// nullもしくは空文字列もしくは空白である
}
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