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やはりSELECT文は永遠のテーマですDatabase Expertアクセスランキング(2012年1月号)

今回から、Database Expertフォーラムでは「先月の人気記事ランキング」を披露させていただくことにしました。安定した人気を誇る定番の記事に対して、新しい記事がどれだけ食い込んでいるのか、どうぞご覧ください(編集部)

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新年を機に始めさせていただきました

 前置きで説明させていただいた通り、2012年から、Database Expertフォーラムでは、月々の人気記事ランキングを作ることにしました。昨年までも、編集者が内々でランキングを作って、数カ月に一度、メールマガジン「先週の人気記事」でご紹介していました。ご存じの方も多いかもしれません。

 ランキングの作り方はいろいろあります。例えば、「先月公開の記事だけを対象にする」という方法もありますが、Database Expertフォーラムは、皆様にご愛顧いただいている定番の記事が大きな人気を集めています。今回作成したランキングでは、公開時期を問わないということにしました。その結果、Database Expertフォーラム2012年1月のアクセスランキングベスト10はこのようになりました。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

SQL講座が公開後わずか1週間でトップに

 ランキングのトップに立ったのは【SELECT文で取り出したデータを加工して表示する】でした。この記事は、昨年末に3日連続公開で始まった連載「Webブラウザで気軽に学ぶ実践SQL講座」の第5回です。しかも、公開後わずか1週間でトップに駆け上がりました。

 今回のテーマは、SELECT文で取り出したデータに手を加えて、見やすい形にする方法です。単純なSELECT文でデータを取り出してから、アプリケーションでデータを整形するという人は多いと思います。しかし、SELECT文を活用すれば、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)から、整形済みのデータを取り出せます。アプリケーションサーバでデータを整形すれば、当然アプリケーションサーバに負担がかかるでしょう。

 しかし、今回紹介した手法を使えば、データの整形をデータベースサーバに任せることができます。「こういうこともできる」ということを知っていれば、いつか必ず役に立つことでしょう。

 この連載の特徴は、インターネットの向こうにあるデータベースサーバを練習台にしてSQLを学ぶというところにあります。パソコンにRDBMSをインストールする必要がないので、気軽に始められるということで企画させていただきました。 まだご覧になっていない方は、どうぞ連載第1回からご覧ください。

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女子会をテーマにした記事に注目が集まる

 第2位は、おなじみDatabase Watchの2012年1月版、【2012年は私たちが勉強会を盛り上げる!】でした。Database Watchでは、毎月のデータベース業界の動きをお伝えしていますが、今年の夏あたりから方針転換を図りました。それまで、ベンダの発表を主なネタにしていましたが、勉強会やコミュニティのイベントに注目し、そこで活躍する人たちの「生の声」をお伝えできるように記事の構成を変えていったのです。

 今回は、データベース関係の勉強会や女子会で活躍する方のお話をじっくりとお聞きすることができました。夏ごろから始めた方針転換が完了し、ついに月間アクセスランキングで2位という成果を得られました。読者の皆様のおかげです。ありがとうございます。

注目の「あの技術」をテーマにした連載を企画中

 ランキングに並ぶほかの記事を見ると、やや古いものが並んでいますが、どの記事も長くご愛読いただいている「定番」です。その定番を眺めてみると、やはりRDBMSについて学びたい、知りたいという人が多いのだなぁと感じます。SQLも、テーブルの正規化の技術も、一度覚えてしまえば難しくありません。しかも、業界標準ですので、どんなRDBMSを相手にしたとしても役に立ちます。世の中にあるプログラミング言語の中でも、最も仕事につながりやすいのはSQLかもしれません。

 最後に予告です。あえて名前は挙げませんが、SQLを使える、クラウドサービスの連載を2月中に公開できるように準備を進めています。ご期待ください。

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