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おばかの“合コン”「ばかコン」、Ruby使いの女子大生モデル・池澤あやかさんも参加D89クリップ(44)(1/2 ページ)

エンジニアや学生のグループに加え、Ruby使いの女子大生モデルとして話題の池澤あやかさんがプレゼン。その後の懇親会“合コン”で参加者同士が交流し、新たな“おばかコラボ”が生まれた

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おばかを形にしたい人が集まった!

 おばかを形にしたい人、集まれ!――おばかアプリ作りのコラボ相手を見つけるイベント「おばかアプリ選手権 de コラボろう(通称「ばかコン」)が5月29日、リクルート メディアテクノロジーラボ イベント会場(東京・銀座)で行われた。

 「おばかアプリ選手権2012 夏」(8月4日開催)に先立ち、アプリのアイデアのあるデザイナーや技術を持つエンジニアがそれぞれプレゼンし、おばかアプリ作りのコラボ相手を探すイベント。ばかコンの“コン”は、コンテスト……ではなく合コンの“コン”だ。

 当日は、エンジニアや学生のグループに加え、Ruby使いの女子大生モデルとして話題の池澤あやかさん(慶応義塾大学環境情報学部3年)がプレゼン。その後の懇親会“合コン”で参加者同士が交流し、新たな“おばかコラボ”が生まれていた。

乾杯でスタート!
乾杯でスタート!

大学生炸裂! 「100ミリ走」であなたも日本代表に

2年生チームメンバー
福田弥里、高橋なつき、伊東亜友里、武藤由莉、西澤祥、高橋朝香里、本間那月

2年生チーム
2年生チーム

 技術はないけどアイデアはある!―― 大学生チームは自由な発想で勝負。 日本大学芸術学部デザイン学科・布目ゼミ(布目幹人講師)からは、2年生、3年生、4年生の計3チーム出場。2年生チームは「100ミリ走」「P-BOY」「ヒッくらこいた」など斬新なアイデアを披露した。

 「わたしだてって日本代表になりたい!」。iPhoneアプリ「100ミリ走」なら、運動音痴でもそんな思いが叶えられるかもしれない。手に持ったiPhoneを、100ミリ(10センチ)差し出す速さを競う。加速度センサを使ったアプリで、会場のエンジニアから「開発したい」という声があがり、実現に近づいていた。

100ミリ走のイメージ
100ミリ走のイメージ

 「スマホの予測変換に現れる昨晩のオカズ。友達に見られたら……!」――「P-BOY」は、思春期の男子がドキドキする“P語”にモザイクをかけてくれるアプリだ。ガチで“ピー”な言葉のみならず、「ガチンコ」「フルーツポンチ」「相武紗季」など、音が近いだけの言葉までフィルタリング。どの言葉が“P語”として、フィルタリングされるか、ドキドキ感が味わえるという。

 突然、大量の未読メールの通知が来たら、びっくりしてしゃっくりも止まる?――「ヒッくらこいた」は、友達をびっくりさせ、しゃっくりを止めてあげるiPhoneアプリだ。しゃっくりが止まらなくなった人はボタンを押し、友人「ヒッとも」に通知。ヘルプを受けた友人は、相手をびっくりさせる方法を、「突然、大量の未読メールの通知が来る」「いきなり謎のカウントダウンが始まる」などから選ぶ。

「“夜遊び”のために」 門限アリの女子大生が考えた

3年生チームメンバー
大西渓介、島田紅美、三宅里和、川口華波、鈴木夏菜、大竹ヒカル

 3年生チームも、ぶっ飛びアイデアで勝負する。

 「自分のサウンドロゴ、欲しくないですか?」――「おなまえソングライター」は、自分の名前にメロディを乗せ、サウンドロゴを作れるアプリだ。氏名とキャッチコピーを入力すると、メロディと組み合わせてサウンドロゴにしてくれる。楽譜に書き出し、名刺に載せれば、名刺交換した相手と合唱して一気に距離を縮められるかも!

 門限がある3年女子が“あこがれの夜遊び”を満喫すべく提案するのは、「シンデレラタイマー」だ。24時間を26時間に換算したタイマーで、普通の時計よりも時間の進みが早いため、遅くまで遊んだ気持ちになれるいじらしいアプリ。だが、「家の時計を狂わせた方がいいのでは」と、もっともなツッコミも入っていた。

シンデレラタイマー
シンデレラタイマー

 Twitterを使って、少女マンガの悲劇のヒロインなり切れる「悲劇のヒロインアプリ」も、女子学生らしいアイデアだ。イケメン男子学生2人がユーザーをめぐって争ったり、意地悪な女子が茶々を入れたり……と、ユーザーを中心とした少女漫画のような展開がTwitter上で繰り広げられ、モテモテ体験ができる。

Twitterでモテモテ体験
Twitterでモテモテ体験

 「あと3カップぐらいでかくなりたい!」――「キョニュリ」は、巨乳を目指す女子のためのトレーニングアプリ。iPhoneを両手ではさみ、胸筋に力を入れてトレーニングすることで、巨乳化を図る。毎日のトレーニングを記録でき、継続すると、胸のサイズが上がった写真が表示されるなど、継続への工夫をこらしている。

キョニュリで巨乳に
キョニュリで巨乳に

 「音殿」は、「音姫」から発想を得た、男子のための公共エチケットアプリだ。バイクのエンジン音、車の排気音、雨の音、爆撃音、機関銃などを発することで、立ちション音を消す。「ブルッ」と体を振って“フィニッシュ”すればアプリ終了。だが「立ちションは軽犯罪ですよ!」というツッコミもあり、このアイデアが陽の目を見ることはないかもしれない。

会場に寒気が……4年生のぶっ飛びアイデア

4年生チームメンバー
黒岩武史、島崎竣大、若旅彩香、齊藤優姫、大川美晴、近藤青佳

 最終学年である4年生チームのあるアイデアで、会場に寒気が走った。

 その名も「だんごむし」。のぞき見防止アプリだ。iPhoneのロック画面でダンゴムシがウヨウヨ動いており、全ダンゴムシをタッチして丸めると、やっとロックが解除できる。ダンゴムシがウヨウヨ動くロック画面のデモ映像は、虫に弱い人はゾッとする不気味さだった。

虫に弱い人ははずせないダンゴムシロック
虫に弱い人ははずせないダンゴムシロック

 「お辞儀カウンター」は、就職を間近にした4年生ならではのアイデアかもしれない。取引先などと電話している時、ついつい頭を下げてしまう人が多いことに着目。電話がかかってきたときに起動しておくと、モーションセンサでお辞儀の回数をカウントする。終話後、電話相手に合計お辞儀数をメッセージで伝える機能もあり、どれぐらい恐縮していたかを知らせられる。

 「マンガでよく見る目潰しを、実際にしてみたい!」――そんな男子の夢をかなえるiPhoneアプリが「目潰し」だ。目潰ししたい人の顔写真を撮影、本人の顔の前にかざし、写真の目の部分めがけて2本の指で“目潰し”を食らわせると、擬音とともに血しぶきが舞う。

小学生男子の憧れの眼つぶしができるアプリ
小学生男子の憧れの眼つぶしができるアプリ

 乙女チックなアイデアも。「流れ星に3回願い事をすると叶う」といわれているが、流れ星は高速で、普通に唱えていると時間が足りなくなる。「星に願いを」は、あらかじめ願い事の音声を録音しておき、流れ星が流れる瞬間、星の流れにあわせてiPhoneを振り下ろすと、願い事を3回、高速で唱えてくれるアプリで、技術的にも実現可能性が高い。

 両手が使えない時、電話がかかってきたら??そんな状況を救うかもしれない「Siriもじ」は、その名の通り、尻文字でメッセージを伝えるアプリ。お尻をキュッと振って起動しておくと、電話がかかってきた時、尻文字を書いてメッセージを伝えられる。尻文字は完成まで時間がかかるので短縮コマンドも装備。「←↑→↓」とお尻を振れば、「今手が話せない」と伝える、などだ。

後ろ姿のきれいなこにやってもらいたい尻ポケットに入れたアプリで描くSiri文字アプリ
後ろ姿のきれいなこにやってもらいたい尻ポケットに入れたアプリで描くSiri文字アプリ

※ 日藝布目ゼミの勇士とコラボしたい方は、こちらのfacebookページで表明ください→ https://www.facebook.com/obakapp

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