Chrome Tech Talk Night #4に行ってきたよ!:UXClip(15)(3/3 ページ)
Chrome Tech Talk Night #4に行ってきました!
Webアプリケーション開発のワークフローとYeoman( Webapp Workflow & Yeoman )(講演者:Paul Irish)
タイトルはちょっとカタめですが、全体のテーマは「楽しくWebアプリをつくろう!」です。そのため大事なのは
- ツールを使ってどんどん自動化する!
- 見た目にもこだわる!
ことです。
そのためのいろんなツールやスタイルを紹介してくれています。ただ個人によって最適な環境というのは違うので、それぞれが自分に合った環境を追求するのが良いでしょう。(こういう内容だと参加者の皆さんかなりこだわりがあるようで、質疑応答でもばんばん宗教戦争が勃発していました。)
dotfile
講演者のdotfileはここで紹介されています。中でもお勧めのエイリアスは、
- z
- ディレクトリ移動
- server
- 簡易Webサーバの起動
- c
- 色付きcat
- gz
- gzip圧縮
- estract
- tarオプションの省略
だそうです。
いろんなドットファイルに関するコミュニティもあるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。(ちなみにここで紹介されたのがbashだったので、質疑応答のときに「zshにはしないんですか?」というツッコミが……。)
git
ファイルに変更を掛けて、リポジトリにcommitして、サーバにpushして、サーバにログインして、サーバ上で変更を反映して……なんてやってられません! push時にデプロイするようなフックスクリプトを書くのがクールですね!
また、commitの度に写真を取るようなフックも紹介されました。それらをつなげたものがこんな感じです! 直接開発に関わりがない工夫ですが、日々の開発がちょっと楽しくなりますね。
Yeoman
Webアプリを楽しく! 速く! 作るためのフレームワークとツールセット。オープンソースです。
何ができるの?
- Compass、Sass、Cofeescript
- AMDモジュールのサポート - RequireJS,ECMAScript6など。(AMDについては http://www.slideshare.net/othree/module-amd-requirejs など参照)
- Bootstrap、HTML5Boilerplate、Modernizr(HTML/CSSテンプレート)
- Twitter Bower(https://github.com/twitter/bower、http://www.ideaxidea.com/archives/2012/09/bower.html)
- Mocha. PhantomJSのサポート
- r.js、OptiPNG、jpegtran、confess.js
こういったものを利用している皆様に朗報! フレームワーク全体で連携を支援します。
パッケージマネージャー
多くの外部ライブラリをパッケージ管理でき、githubで更新があればマネージャー経由で更新を掛けられます。(なお設定でgithub以外のコードを利用することもできます)。パッケージ同士の依存関係も管理してくれます。
ジェネレーター
上記ライブラリを組み込んだ形でスキャッフォールドを生成できます。
リアルタイム更新
かけた修正は自動で読み込んでレンダリングします。
テスト
PhantomJSによるテストをサポートしています。bunyipによる、モバイルブラウザエミュレーションによるテストを可能に。テスト実行中はこんな感じ(スライド)だと楽しいですよね!
まとめ
あなたが何かを繰り返して行っていると感じたら、それはきっと誰かが自動化してくれています。探してみよう。探してもなかったら……そのときはあなたが自動化してね!
その他参考
- 当日のtwitterまとめ
- 告知のブログ……次回以降に参加したい人はここをチェックするといいです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.