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OSSベースのETLツール「Talend」商用版を富士通SSLが提供へ

企業内に散在するデータを統合するOSSのETLツール「Talend」。保守サポートが付く商用版の販売を、富士通SSLが手掛けることになった。

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 2013年1月16日、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、Talend Enterprise Data Integrationの販売を開始した。

 Talend Enterprise Data Integrationは、オープンソースETLツール「Talend(タレンド)」をベースにした商用製品。販売に際して富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは仏Talend S.A.の日本法人と販売契約を結んでいる。

 Talend Enterprise Data Integrationは、各種データベースが持つデータを集約・統合するためのツール。データ統合の設定をGUIで実施できる。同製品は国内外で既に3500社以上の導入実績を持つという。データ集約の際に必要となるデータクレンジング(項目、データ形式の統一など)や重複排除およびデータ加工などの機能を持つ。データベースの接続情報やテーブルレイアウト、データ形式をメタデータとして管理するため、メンテナンスなどが容易になる。一般的なデータウェアハウスのほか、CRM、Salesforce.com、SugarCRMなどのSaaS型アプリケーションやHadoopとの接続にも対応している。

 システム開発の規模、要件ごとの版があり、それぞれの機能対応は下図の通りとなっている。


Talend Enterprise Data Integrationのライセンス別の機能一覧(出典:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)

 年間保守費用を含むサブスクリプションライセンスは以下の通り。

製品ライセンス 提供価格(税込、年間)
Team Edition 105万0000円
Professional Edition 126万0000円
Cluster Edition 157万5000円
Big Data Edition 378万0000円

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