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GoogleのWeb高速化ツール「PageSpeed」、社内外で採用広がるホスティング事業者のSiteGroundが採用、IIS向けツールでの実装も

米Googleが提供するWeb高速化ツール「mod_pagespeed」を採用する動きが社内外で広がっていることを、同社がブログで紹介している。

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 米Googleが提供するWeb高速化ツールを採用する動きが社内外で広がっている。同社が3月21日のブログでその動きを紹介している。

 Googleによると、大手WebホスティングプロバイダーのSiteGroundは顧客向けにGoogleのWeb最適化ツール「mod_pagespeed」のサポートを表明した。顧客は自分のサイト上でワンクリックで最適化機能を有効にでき、必要に応じてmod_pagespeedが提供する機能をカスタマイズできる。

 Googleは「Make the Web Faster」と名付けた戦略の下、オープンソースのライブラリ「PageSpeed Optimization Libraries」(PSOL)を核に、Web全体の高速化を図る取り組みを進めている。この目標を達成するためには「商用とオープンソースの両方のパートナー支援を通じ、Web最適化製品をそのユーザーと顧客に提供する方法が最善」との考えだ。

 SiteGroundのほかにも、We-AMPが、Microsoft IIS向けのWebコンテンツ最適化ツール「IISpeed」のβ版でPageSpeedの採用を発表し、Windowsプラットフォームでも高速化の恩恵を受けられるようにしたほか、サーバ管理ソフト「CPanel」と「WHM」もmod_pagespeedを組み込んでいる

 Google社内でも、先に発表したChromeのデータ圧縮プロキシにPageSpeedを採用し、携帯電話ネットワーク上でのデータ利用量圧縮とページ読み込み速度の向上を実現させているという。

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