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セキュリティ・キャンプ2013、参加者募集を開始10回目を迎え「組み込み」「ゼロデイ」なども対象に

セキュリティ・キャンプ実施協議会と情報処理推進機構(IPA)は5月13日、「セキュリティ・キャンプ中央大会2013」の参加者募集を開始した。

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 セキュリティ・キャンプ実施協議会と情報処理推進機構(IPA)は5月13日、「セキュリティ・キャンプ中央大会2013」の参加者募集を開始した。応募用紙は同キャンプの公式サイトに用意されており、2013年6月10日17時まで募集を受け付ける。

 セキュリティ・キャンプは、近年高まる一方のさまざまな脅威に適切に対処できる情報セキュリティ人材の発掘・育成を目的とした取り組みだ。情報セキュリティに関心を持ち、技能を高めたいという意欲を持つ若年層を選定し、4泊5日の合宿形式で、座学やハンズオン実習を通じて情報セキュリティに関する知識や技術を学ぶ。

 セキュリティ・キャンプ中央大会2013は2013年8月13日から8月17日まで、千葉県幕張市にて開催される。2014年3月31日時点において22歳以下の学生/生徒を対象に、40人程度を募集する。キャンプの参加費は無料で、会場までの交通費や食事代も支給される。

 マルウェア解析手法を学ぶ「ソフトウェア・セキュリティ・クラス」、Webアプリケーションの脆弱性について理解を深める「Web・セキュリティ・クラス」、さまざまなネットワークプロトコルを理解し、解析ツールを用いてネットワークを流れるパケットを解析していく「ネットワーク・セキュリティ・クラス」、セキュリティを意識したOSや組み込みシステムの製作に取り組む「セキュアなシステムを作ろうクラス」という4つのクラスが用意される。

 10回目を迎える今回は、これまで実施してきたPCやサーバのセキュリティだけでなく、組み込み機器を対象とした脆弱性の検出も含めた、より幅広いカリキュラムを用意する。同時に、「まだ見ぬ脅威を先取りし、防御を考えられる」人材の育成を狙い、「ゼロデイ攻撃に対するヒューリスティック検知」なども盛り込む計画だ。

 なおYouTubeでは、各クラスを担当する講師陣が講義内容を紹介する動画も公開されている。

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