みんな笑顔のお祭り〜Maker Faire: Taipei 2013:D89クリップ(62)(4/5 ページ)
ハイテクノロジの国、台湾でもMaker Faireはもちろん大人気。台湾で初開催のMaker Faireでは、100組以上の出展者が集まる盛り上がりになった。
SIPropのブースでは、Treasure Hunting Robotが展示されていた。距離センサとヘッドマウントディスプレイ、脳波センサを組み合わせた装置を頭部に装着し、脳波でロボットに指令を出して宝探しをする。彼らは台北のほかに、同じ日程で行われている米国のMaker Faireにも同時出展しているとのこと。
みうさんも日本から駆け付け、手芸作品を展示していた。「おにんぎょうづくりワークショップ」が人気を呼んでいた。
日本からの出展ではないが、世界的企業のアールエスコンポーネンツのブースでも日本人のじぇーけーそふとさんが開発し、アールエスコンポーネンツがキットを販売するうおーるぼっとを展示していた。
台北にもミクさんが!
日本のMaker Faireでおなじみのミクさんが、台湾のMaker Faireでも発見できた。米国西海岸のMaker Faire Bay Areaでは見ることができなかったので、とてもうれしかった。
Androidやマインドストームを使ったロボット教育を展開するCAVE教育團隊のブースでは、下記写真のミクさんを展示していた。台湾では「ロボット」を「機器人」と表現するので「初音機器人」と紹介されていた。コントローラで腕を振るなどの操作ができる。フェルトで作られた外見が非常にキュートだ。
台湾のニコニコ技術部員の@wu_saiさん。台北科技大学ロボットクラブの学生だ。Maker Faireには、ニコニコ技術部のあおめさんが開発したポリッドスクリーンを台湾で製作して展示した。
ポリッドスクリーンは、ホームセンターなどで容易に入手できる農業用のビニール素材を透過スクリーンとして使用したシステム。透過性を生かし、背景に別映像を組み合わせることで、より立体的な作品を作り出せる。
@wu_saiさんの展示ブースでは、iPadを使ったステージの前にミクさんを浮かび上がらせていた。「次のニコニコ超会議3では、ぜひ日本でも展示したい」(@wu_saiさん)とのこと。
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