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オラクル、JavaプラットフォームのARM最適化を推進
ARMサーバ向けのJavaプラットフォーム最適化を強化する動きが進む。Javaベースのエンタープライズアプリケーションの最適化を推進する。組み込み機器向けのJavaプラットフォームも同様に強化する。
英ARMと米オラクルは2013年7月22日、Java Standard Edition(SE)をARM 32ビットプラットフォーム向けに最適化し、ARMv8 64ビットプラットフォームにJava SEのサポートを追加することで合意したと発表した。ARMベースのマルチコアシステムにおける処理能力と拡張性の強化を目指す。
エンタープライズ市場や組み込み市場で重視される起動時間短縮や省電力、ライブラリ最適化といった分野でも協力する。
ARMはオラクルとの関係強化について、サーバやネットワークインフラの領域でARMとJavaの組み合わせが増えていることを反映したものだと説明する。
この連携はまた、産業制御装置やファクトリオートメーションなど、低消費電力であるARMベースの機器が普及しつつある組み込み機器やM2M分野の新興アプリケーションにもメリットがあるとした。
米オラクルのJava担当幹部ヘンリク・スタール氏は「Java VMの強化に向けてARMと緊密に連携することにより、エンタープライズや組み込み分野の顧客はARM技術ベースプラットフォームの性能の高さやエネルギー効率の高さの恩恵を受けられるようになる」とコメントしている。
オラクルとARMはこれまでにも、1996年のJavaOSのARMアーキテクチャへの移植に始まり、マルチタスキングJVMなどの分野で協業してきた。
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