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「エンジニア診断」から自分のクラスタを知る:あなたはどのタイプ?(2/5 ページ)
さくらインターネット代表取締役社長の田中邦裕氏は、エンジニアのこれからについて個人の視点から語った。
診断結果1
マネジメント、経営者型エンジニア
「1.リソースを確保し、もとごとの選択・決断をしたい」を選んだ人は、自分ですべてに責任を持ちながらものごとを進めていきたいタイプ。そのような人は、マネジメント、経営者になるべきだ。独立は大変だが、自由度が大きいことが魅力の1つ。また、経営者になったからといって、エンジニアでなくなるわけではない。「経営者」という、もう1つの肩書きを持ってみるのもいいのではないか。
現場にいながらも良き先輩型エンジニア
「2.技術を磨きながらも、後進の指導を行いたい」を選んだ人は、仕事の結果よりもプロセスを評価してほしいタイプ。直接的な仕事の結果ではなく、その人の行動によってもたらされたさまざまな事象について評価されたい人に当てはまる。多くのエンジニアは、このポジションを望むだろう。
研究者として技術を追求型エンジニア
「3.普遍的な部分の技術をしっかりと研究し、発信し続けたい」を選んだ人は、結果で勝負したいタイプ。技術を深く研究し、発信することが研究者には求められる。
現状維持型エンジニア
「4.現状に満足していて、これ以上の進歩を求めない」を選んだ人は、少し考える必要がある。例えば、一輪車で同じところに留まり続けるには、小刻みに足を動かす必要がある。これは、前へ進むことよりはるかに難しいし、つまりこぎ続けなければならないということである。
田中氏は、上の3つに共通する資質を次のように述べた。「1つは、自分で責任を持ってものごとに取り組むこと。もう1つは、人のせいにせず、常に成長を考えること。この2つがあれば、どんな道を歩んでもいい」(田中氏)。<エンジニア診断2は、次ページ>
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