Windows Azure、SQL Server AlwaysOn機能を正式サポート:Windows Azure情報アップデート
SQL Serverにサーバミラー機能を提供する「AlwaysOn」が正式サポートに昇格。Windows Asure環境とも連携でき、可用性の高いシステム構成構築が容易になる。
米MicrosoftのWindows Azureは8月のメジャーアップグレードに伴い、SQL Server AlwaysOn機能を正式サポートした。ほかにもNotification HubやAutoScaleなどの新機能や機能強化が盛り込まれている。
SQL Server AlwaysOn機能は、Windows Azure仮想マシン内での高可用性の実現、グローバル規模での事業継続に利用できる。正式サポートの一環として、1台あるいは複数の読み取り可能なデータベースのセカンダリ(レプリケーション先)を展開できるようになり、SQL Serverの可用性向上、BIレポーティングタスクの負荷軽減による効率性の向上、セカンダリマシンへのバックアップなどが可能になった。
また、オンプレミス環境のSQL Serverを拡張し、Windows Azure仮想マシンを使ってクラウド内でセカンダリ相当のレプリカを設定することも可能になった。この機能は自然災害などでローカルのデータセンターがダウンした場合のフェイルオーバーや事業継続性維持に利用できる。
一方、1月からプレビュー版が公開されていたNotification Hubは今回のリリースで正式版となった。この機能ではWindows 8、Windows Phone 8、iOS、Android端末向けに、クラスプラットフォームの通知を一斉にプッシュ配信できる。通知の形式などをユーザーが選択できる高度なパーソナライズ機能も持たせた。
この夏からサポートしているAutoScale(プレビュー版)は、アプリケーションを動的に自動スケーリングして、理想的なパフォーマンスとコストバランスを達成するための機能。設定を済ませると、アプリケーションの負荷に応じてインスタンスの数が定期的に調整される。今回のリリースでは時間ごとに設定したルールを使ってクラウドサービスのインスタンスを調整できる機能などが新たに加わった。
このほかにも仮想マシンの負荷バランス設定や管理を容易にする新機能などを追加した。
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