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2種類のウイルス対策ソフトを搭載可能なPOS端末、NECが発表ホワイトリスト型対策ソフトと駆除ソフト

NEC/NECプラットフォームズは2014年7月8日、2種類のウイルス対策ソフトを搭載可能な新型POS端末「TWINPOS9000シリーズ」を発表した。

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 NEC/NECプラットフォームズは2014年7月8日、2種類のウイルス対策ソフトを搭載可能な新型POS端末「TWINPOS9000シリーズ」を発表した。最近、POS端末がウイルスに感染し、クレジットカード情報を盗み取られるといった被害につながる恐れが指摘されているが、こうした懸念に多層防御で対策するものだ。

 TWINPOS9000シリーズは、Windows Embedded 8.1 Industry Pro Retailを搭載したPOS端末。ベースモデルの「TWINPOS9500Ui」の他、小型の「TWINPOS9500Ei」、コンパクト一体型の「TWINPOS9500Ci」の3種類がある。

 特徴は、ウイルス感染や脆弱性を狙う攻撃からPOS端末を保護するために、マカフィーの技術を活用した2種類のウイルス対策ソフトを搭載可能なことだ。1つは、ホワイトリスト方式により、あらかじめ許可したプログラム以外の動作を禁止するとともに、独自のメモリプロテクション機構によって脆弱性を狙う攻撃からシステムを保護する「SolidProtect4」。もう1つは、POSシステムに特化したウイルス駆除ソフトの「TWINPOS Virus Cleaner」で、ウイルススキャン時以外は非常駐となるため、負荷が少ないことが特徴だ。

 ただし、いずれのウイルス対策ソフトも別売りとなり、バンドルはされない。価格は、ベースモデルPOSが75万円から。NECでは同シリーズにより、流通/サービス業の店舗および企業内の安心、安全なシステム運用を支援するとしている。

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