IT技術者、プログラマー向けLINEスタンプ「オブジェマンガじゃまめくん」が公開:LINE自作スタンプの現状まとめも
2014年8月8日にLINEスタンプ「オブジェマンガじゃまめくん」が公開されたのを機に、「オブジェマンガじゃまめくん」とLINE自作スタンプのこれまでと現状を振り返ってみる。
@ITでアイコン/イラスト制作や漫画連載「オブジェマンガじゃまめくん」の作画を手掛ける上里マア氏は、2014年8月8日「オブジェマンガじゃまめくん」のLINEスタンプを「LINE Creators Market」に公開した。
有効期間は特になく、100円で購入できる。動作環境は、iOS、Android用LINE 3.1.1、NOKIA Asha用LINE 1.7.20、BlackBerry用LINE 1.10、Windows Phone用LINE 2.7以上、Firefox用LINE 1.1.4以上(プレゼント受け取り可能)となっている(詳細は以下の画像をクリックしてLINE STOREへ)。
「オブジェマンガじゃまめくん」とは
「オブジェマンガじゃまめくん」は2012年6〜12月に毎週月曜日に掲載された6コママンガ連載で、構成は@IT編集部、作画は上里マア氏が担当した。プログラミング言語「Java」+「枝豆」(えだまめ)の妖精「じゃまめ(JaMame)」くんが、「.NET/VB(Visual Basic)」+「納豆」(なっとう)の妖精「どっとなっとう(.NATto)」くんなどの仲間たちと、プログラマーを困らせる「バグ」+「豆象虫」(まめぞうむし)の妖精「バグゾー(BugZo)」などの敵をやっつけていく物語となっている。
- スタンプのキャラクターがよく分かる!「オブジェマンガじゃまめくん」登場キャラ紹介
小学生でも読めるようにルビを振ってあり、誰もがプログラミングやオブジェクト指向、デバッグなどを学べるよう、“学習の入り口”となることを狙いとしている。
連載当時、他に類を見ない独特の世界観とかわいらしいキャラクターで一部の読者の話題を集め、2012年12月で第一部完となったが連載の再開を望む声も多い。
LINE自作スタンプのこれまでと現状
LINE Creators Marketは、自作したLINEスタンプを誰でも公開して販売できるようにするサービス。4月17日に受付を開始し(参考)、5月8日に自作スタンプの販売を開始した(参考)。
販売開始後は、以下のように数々の人気スタンプが生まれた。クリエイターの収入源として期待が高まるとともに、その数も増え続けている。
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- 「LINE Creators Market」開始1カ月の販売・利用実績を公開――販売総額は1億5000万円以上に - ITmedia Mobile
6月26日には販売できる地域も広がり(参考)、さらなる拡大戦略が取られた。ただ、その一方で、一部のクリエイターから「販売開始当初に上位ランキングに上がらなかったら、もう人気が出ない」「登録から公開まで2カ月もかかった」という不満の声が上がったり、LINEスタンプ制作依頼をスパムとして扱う業者が現れたりするなど(参考)、問題も出てきている。
また、6月12日の発表時に前後してLINEで不正ログインが頻繁に起こるようになり(参考)、クリエイターがせっかくスタンプを公開しても、不審がられて友人などに広めにくいという問題も起こった。LINE運営側としても、ユーザーパスワード変更を促すことで人気のスタンプを提供するキャンペーンを行ったり、4桁の暗証番号を導入したりするなど対策を講じているが、まだ被害は続いている。
そんな中、自作スタンプを世に広めるには、どうすればいいのか。販売開始当初にはなかったスタンプ「既読虫」「アメリカンポップ関西弁」など、より個性的なもので注目を集めるなどの手法がある。「オブジェマンガじゃまめくん」のLINEスタンプとしても、IT技術者、プログラマーが使いたくなるような、より用途を限定したものを混ぜることで注目を集めたい考えだ。
IT技術者やプログラマーの方々は、同僚とのグループ内などで使ってみてはいかがだろうか。もちろん乗っ取られたアカウントがスタンプ購入を勧めることはないはずだが、一応注意してほしい。
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