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HP、インテル、ヴイエムウェアらが「OpenSwitch」プロジェクトを発足:データセンターのネットワークをベンダーロックインから解放する
データセンターのネットワーク機器のOSをOSSで提供し、柔軟で迅速なインフラ運用を実現しようというプロジェクトがスタートした。
2015年10月5日(米国時間)、オープンソースでネットワーク機器向けのOSを開発するプロジェクト「OpenSwitch」プロジェクトが発足した。同日、米ヒューレット・パッカード(HP)が発表した。
プロジェクトには、インテル、ブロードコム、ヴイエムウェアなどが参加しており、既にLinuxをベースにしたオープンソースのネットワークOS「OpenSwitch NOS」を公開している。
米HPのプレスリリースでは、「従来、データセンターにおけるスイッチのプラットフォームは、単一ベンダーの技術者によって作られていたため、技術革新の速度が制限されていた」と指摘。ベンダーロックインを排除して、データセンターの構築・運用を柔軟にするコミュニティベースのプラットフォームを提供するとしている。
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