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京セラがBluemixを、自社および顧客企業のIoT基盤として採用エネルギー管理システムを顧客に公開

京セラはIoTで、日本IBMの提供するPaaS、「IBM Bluemix」を採用した。2社が共同で発表したもので、京セラはこれを、環境エネルギー分野における自社および顧客のデータ収集・開発基盤として活用していくという。

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 京セラと日本IBMは2015年12月24日、京セラが日本IBMのPaaSサービスである「IBM Bluemix」を、12月より採用したと発表した。京セラは、社内および顧客が利用できる、IoT(Internet of Things)ののためのデータ収集および開発の基盤として、Bluemixを活用していく。

 京セラはBluemixを、2015年10月に同社が新設した「ソフトウェアラボ」で採用した。このラボは、IoTをフォーカス分野としたハードとソフトの融合をテーマに、ソフトウェア開発拠点としてソフトウェアラボを設立。

 同拠点では、「IBM Bluemix」の採用により、京セラのさまざまなモジュールを活用したソフトウェア開発の生産性を向上し、開発期間の短縮や、多様化する顧客ニーズへの対応が進められるという。また、センサーデータを取得するAPIや、これまでに開発してきたソフトウェアをBluemixで公開し、顧客や外部企業とのコラボレーションを進めていくという。


多様なIoTを結び、APIを提供。開発期間の短縮につながるという

 Bluemixは、110を超えるサービスやAPIを提供。これらによりプログラミング工数を大幅に減らし、アプリケーションの開発所要期間を短縮できるという。特にIoT領域では、直感的な操作でアプリケーションを作成することのできるフローエディター「Node-Red」が提供されている。また、センサーデータの収集、管理、制御など、IoTアプリケーションに必要なソリューションを包括的に提供できるため、データ活用が容易になるという。

 京セラは、エネルギーの見える化や設備管理、デマンドレスポンスなどの管理を自動化する総合エネルギー管理システム「POM SYSTEM」を顧客企業に提供してきた。

 プレスリリースでは、「今後は本アプリケーションをBluemixに公開し、顧客企業が自由にカスタマイズできる環境を提供するとともに、IBMのコグニティブ・コンピューティングである『Watson API』などと連携し、生産性の向上などの顧客ニーズに迅速に対応していきます。さらに京セラが展開する自動車の画像認識やセンシング技術の分野においても、Bluemixを活用した自動運転をはじめとする新しい価値を具現化していきたいと考えています」と説明している。

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