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一貫性/独立性を確保する「排他制御」を理解する「データベーススペシャリスト試験」戦略的学習のススメ(23)(2/2 ページ)

あの“津崎さん”も保有する難関資格「データベーススペシャリスト」。本企画では、データベーススペシャリスト試験 午前/午後試験対策のための「基礎知識」を抜粋してお届けします。今回は「排他制御」の基礎を解説します。

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Chance問題

演習22-1

 トランザクションの同時実行制御である2相ロッキングプロトコルに関する記述として、適切なものはどれか。

ア 共有ロック、占有ロックの概念はない。

イ  異なるテーブルであれば、すべてのロックが完了する前にアンロックを行ってもよい。

ウ デッドロックが発生することがある。

エ 読込みを行うトランザクションは、ロックする必要がない。

(H18春DB午前問34)


解答 演習22-1 

 *囲み内をクリックすると解答を表示します(表示後ページをリロードすると、再び非表示になります)

Chance問題

演習22-2

 2相ロック方式を用いたトランザクションの同時実行制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 全てのトランザクションが直列に制御され、デッドロックが発生することはない。

イ トランザクションのコミット順序は、トランザクション開始の時刻順となるように制御される。

ウ トランザクションは、自分が獲得したロックを全て解除した後にだけ、コミット操作を実行できる。

エ トランザクションは、必要なロック獲得命令を全て実行した後にだけ、ロック解除命令を実行できる。

(H27春DB午前II問13)


解答 演習22-2 

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Chance問題

演習22-3

 デッドロックが発生する可能性のある排他制御の方式はどれか。

ア 2相ロックプロトコルに従ってロックする方式

イ 時刻印を用いて、トランザクションの優先順位を決める方式

ウ 全てのトランザクションにおいて、ロック対象のデータは一定の順序でロックを行い、全てのロックが完了するまで、アンロックを行わない方式

エ トランザクション開始時に一括してロックする方式

(H24春DB午前II問13)


解答 演習22-3 

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本試験過去問題による類題演習
□H25 午前II問17 デッドロックの発生をできるだけ回避するためのガイドライン
□H16 午前問35 ッドロックが発生する原因とならない処理
□H16 午前問40 分散データベースでデッドロックが発生しない同時実行制御方式(通常のデータベースと読み替えて解いても問題ありません)
□H20 午前問38 トランザクションにデッドロックが発生するタイミング
□H21 午前II問13 DBMS の排他制御機能
□H25 午前II問10 トランザクションのスケジュールと待ちグラフ

Chance問題

Point check

DBMSにおいて、デッドロックを検出するために使われるデータ構造はどれか。

(H26春DB午前II問15)


 資源割当表              時刻印順管理表

 トランザクションの優先順管理表    待ちグラフ


解答 Point check 

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書籍紹介

ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版]

ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版]

具志堅融、河科湊著
秀和システム 1,500円

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