ドキュメントコンポーネントがローカルに保存されない(インストールトラブル):SQL Serverトラブルシューティング(62)(2/2 ページ)
本連載では、「Microsoft SQL Server(以下、SQL Server)」で発生するトラブルについて、「なぜ起こったか」の理由とともに具体的な対処方法を紹介していきます。今回は、「ドキュメントコンポーネントがローカルに保存されない」場合の解決方法を解説します。
解決方法
まずは、Help Viewer 2.2のインストールを兼ねて最新版のSQL Server Management Studioをダウンロードします(*3)。
SQL Server Management Studioを起動し、「ヘルプ」メニューから「ヘルプコンテンツの追加と削除」を選択します(図1)。次に「SQL Server 2016 Technical Documentation」のアクションにある「追加」をクリックし、「更新」を選択します(図2)。
「ヘルプ」メニューの「ヘルプ設定の変更」で「ヘルプビューアーで起動」を選択すると、「日本語のコンテンツはまだダウンロードされていません」というポップアップが表示されます。ここでは「いいえ」を選択します(図3)。その後は、気になる項目をハイライトしてF1キーを使用した時などに、ローカルのヘルプが展開するようになりました(図4)。
「ドキュメントコンポーネントがローカルに保存されない」場合の解決方法
- SQL Server Management Studioをインストール後、起動する
- ヘルプメニューからヘルプコンテンツの追加と削除を選択する
- SQL Server 2016 Technical Documentationを追加する
筆者紹介
内ヶ島 暢之(うちがしま のぶゆき)
ユニアデックス株式会社 NUL System Services Corporation所属。Microsoft MVP for Data Platform(2011〜)。OracleやSQL Serverなど商用データベースの重大障害や大型案件の設計構築、プリセールス、社内外の教育、新技術評価を担当。2016年IoTビジネス開発の担当を経て、現在は米国シリコンバレーにて駐在員として活動中。目標は生きて日本に帰ること。
椎名 武史(しいな たけし)
ユニアデックス株式会社所属。Microsoft MVP for Data Platform(2017〜)。入社以来 SQL Serverの評価/設計/構築/教育などに携わりながらも、主にサポート業務に従事。SQL Serverのトラブル対応で社長賞の表彰を受けた経験も持つ。休日は学生時代の仲間と市民駅伝に参加し、銭湯で汗を流してから飲み会へと流れる。
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