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登録API数1000種類突破――API取引所「APIbank.jp」がリニューアルし本格稼働開始:2018年中にブロックチェーンAPIを強化予定
AOSテクノロジーズは、API取引所のWebサイト「APIbank.jp」をリニューアルし、本格運用を開始した。サイトデザインを刷新し、API情報を提供する記事のカテゴリー分けやテスト可能なAPIのバリエーションの増強を行った。
AOSテクノロジーズは2018年8月7日、API取引所のWebサイト「APIbank.jp」をリニューアルし、本格運用を開始した。
APIbank.jpは、2018年3月15日に日本初のAPI取引所としてβ版を公開した。今回の本格運用に合わせて実施したリニューアルでは、ユーザーインタフェースやサイトデザインの刷新、API情報を提供する記事のカテゴリー分け、テスト可能なAPIのバリエーションの増強などを行った。登録APIの数は1000種類を超えたという。
同サイトでは、2018年中に提供予定のバージョン2.0でブロックチェーンAPI関連の情報を強化する予定で、本格的なDapp(分散型アプリケーション)開発を支援する。既存のブロックチェーンAPIを使った開発は難易度が高く、ブロックチェーンで動作するDappを開発するには多大な工数がかかる。ブロックチェーンAPI関連の情報を強化することで、その課題を解決するとしている。
今後は、テストできるAPIのバリエーションの増強、スマートフォン対応、仮想通貨やトークンを利用できる環境を整備し、市場規模250兆円といわれる本格的なAPIエコノミーの構築を支援するという。
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