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Windows Admin Center バージョン2007(2020年7月)がリリース――Azure Stack HCI対応、クラスタ作成も容易にMicrosoft Azure最新機能フォローアップ(115)

HTML5ベースのWindows Server/Windows 10の管理ツール「Windows Admin Center」の最新バージョン、「Windows Admin Center バージョン2007」がリリースされました。

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Microsoft Azure最新機能フォローアップ

Windows Admin Centerとは

 「Windows Admin Center」は、オンプレミスのWindows/Windows ServerとMicrosoft Azureとのハイブリッド環境を管理するための、Webベースの管理アプリです。「Windows 10」またはWindows Serverにインストールできるスタンドアロンアプリであり、Windows 10の場合はローカルのモダンブラウザ(Internet Explorerは非対応)から、Windows Serverにインストールした場合はゲートウェイモードとしてリモートのモダンブラウザから接続して管理することができます。また、Azureとの統合構成を行うことで、Azureのハイブリッドサービスのセットアップと管理にも対応できます。

 2020年7月21日(米国時間)、最新バージョンの「Windows Admin Center バージョン2007」がリリースされました。「2007」というバージョンは「2007年」を意味するのではなく、リリース月の西暦下2桁と月を意味します。

バージョン2007の新機能

 Windows Admin Center バージョン2007は、ナビゲーションメニューのアイコンが従来の白黒からカラーになり、外観がリフレッシュされました(画面1)。

画面1
画面1 アイコンがカラーになって見やすくなったWindows Admin Centerバージョン2007

 また、Windows Admin Center バージョン1910.2まではWindows ServerおよびWindows 10のライセンス条項下で使用が許諾されていましたが、Windows Admin Center バージョン2007からは個別製品という扱いになり、ライセンス条項が分離されました(画面2)。

画面2
画面2 Windows Admin Centerのライセンス条項。左が新バージョン2007、右が旧バージョン1910.2

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