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テレワーク方式を8つに分類し、それぞれの特徴を解説 総務省がテレワークセキュリティに関する手引きを公表テレワークを実施するための最低限のセキュリティとは何か

総務省は、テレワークを実施するに当たって最低限のセキュリティを確実に確保するための手引き「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」と、設定内容を解説する資料を公表した。

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 総務省は2020年9月11日、テレワークを実施するに当たって最低限のセキュリティを確実に確保するための手引き「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」と、設定内容を解説する資料を公表した。総務省のWebサイトでダウンロードできる。

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テレワーク方式確認のフローチャート(出展:総務省

 総務省は企業がテレワークを導入するに当たってのセキュリティ対策例を示した「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」を策定、公開している。新たに公開したチェックリストは、専任のセキュリティ担当者を置いていない中小企業などに向けて、セキュリティの専門用語について詳細な仕組みは理解していないが利用シーンがイメージできるレベルの人でも、テレワークを実施する際に必要な最低限のセキュリティを確保できるようにした。

テレワーク方式ごとに適したデータの保存先などを解説

 テレワークにはVPNで接続してリモートデスクトップを利用する方法や、クラウドサービスを利用する方法など幾つかの種類がある。同チェックリストは、それぞれの方式の特徴やデータの保存先などを解説している。

 その他、「Cisco WebEx Meeting」や「Microsoft Teams」「Zoom」といった、テレワークでよく利用されるツールについては設定例も掲載。セキュリティについてはマルウェアへの感染や不正アクセスなど、テレワーク実施時に想定されるセキュリティ上の脅威を説明し、それぞれの脅威の対策も掲載している。想定される脅威はテレワーク方式ごとに比較できるように表形式でまとめている。

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