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IEサポート終了への対応が完了している企業は16%、準備が進まない原因は「予算不足」ではない バルテス:「基幹システムの対応」に追われる企業が多数
バルテスは、「Internet Explorerサポート終了に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによるとIEサポート終了に伴う対応を終えている企業はわずか16%だった。
バルテスは2021年9月28日、「Internet Explorerサポート終了に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによると、IEサポート終了(2022年6月15日)に伴う対応を終えているのはわずか16%だった。
本調査は、ソフトウェア品質向上プラットフォーム「Qbook」の会員で、開発業務や品質保証業務に携わっている人を対象に実施され、241人から有効回答を得た。
約半数の企業が「基幹システムでIEを利用している」
調査結果によるとIEサポート終了への対応を「完了している」と回答した割合は16%で、「現在対応中」(42%)、「まだ対応を始めていない」(15%)と続いた。IEのサポート終了が2022年6月に迫る中、対応を完了していない企業が大半を占める結果となった。
IEサポート終了に向けた具体的な対応では、「社内基幹システムの対応」と回答した割合が最も高く50.4%(複数回答、以下同)に上った。次いで「顧客納品システムへの対応」(41.2%)、「業務プロセスへの対応」(26.3%)、「開発工程の変更」(2.2%)だった。バルテスは「約半数の企業が基幹システムへのアクセスにいまだにIEを使っていることが分かる」と分析する。
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