連載
外部スクリプトの関数の実行回数に関する情報を出力する:SQL Server動的管理ビューレファレンス(79)
「Microsoft SQL Server」が稼働するデータベースシステムを運用する管理者に向け、「動的管理ビュー」の活用を軸にしたトラブル対策のためのノウハウを紹介していきます。今回は、外部スクリプトの関数の実行回数に関する情報出力について解説します。
本連載では、「Microsoft SQL Server(以下、SQL Server)」で使用可能な動的管理ビューについて、動作概要や出力内容などを紹介していきます。今回は動的管理ビュー「sys.dm_external_script_execution_stats」における、外部スクリプトの関数の実行回数に関する情報出力について解説します。対応バージョンは、SQL Server 2016以降です。
概要
SQL Server 2016以降では、「sp_execute_external_script」を使用して外部スクリプトが実行できるようになりました。SQL Server 2019では、SQL Server 2016で使用可能になったR、SQL Server 2017で使用可能になったPythonに加えて、Javaも使用可能になりました。「sys.dm_external_script_execution_stats」では、外部スクリプトの関数の実行回数に関する情報を出力します。
出力内容
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
language | nvarchar(128) | 登録されている外部スクリプト言語の名前 |
counter_name | nvarchar(256) | 登録されている外部スクリプト関数の名前 |
counter_value | bigint | サーバで呼び出された合計数 |
動作例
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