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「CloudNative Days Tokyo 2022」は、普通と違うハイブリッドイベントとして11月下旬に開催デジタル庁やJenkinsの生みの親が講演

クラウドネイティブ関連のカンファレンス、「CloudNative Days Tokyo 2022」が、2022年11月21、22日の2日間にわたり開催される。一般的な方式とは異なるハイブリッドイベントになるという。

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 毎年クラウドネイティブ関連の有志が開催しているカンファレンス、「CloudNative Days Tokyo」が、2022年は11月21、22日の2日間にわたり開催される。

 今回はオフライン(有明セントラルタワーホール&カンファレンス)とオンラインのハイブリッド形式となる(オフライン会場への入場者は最多で454人に制限)。ただし、オフラインイベントをオンライン配信する、一般的なハイブリッド形式とは違う形態になるという。

 「オフラインが主でオンラインがサブではなく、登壇する人も一般参加者も、どちらもが自分たちのスタイルで参加できるものが、本当のハイブリットイベントだと考えている」(CNDT 2022 Co-Chairの草間一人氏)

 登壇者、参加者の双方とも、オンライン、オフラインのどちらでも選べる。事前収録のセッションもある。オンデマンド視聴も可能。登壇者も参加者も場所や時間にとらわれず参加でき、優れた体験を得られるという。

 その上で、オンライン、オフライン双方の参加者を対象としたスタンプラリーやクイズ大会を実施する。議論や悩み相談、求人を掲示板に書き込むホワイトボードはオンラインツール「Miro」でも提供する。フォトコンテストは、会場の雰囲気をオンライン参加者に伝える役割も果たす。

 CNDT 2022ではイベントプラットフォームを、2020年より内製している。当初はモノリシックだったが、マイクロサービスアーキテクチャに進化したという。

デジタル庁のクラウドネイティブやCI/CDの未来についての講演も

 CNDT 2022は、2日間にわたり6トラックでセッションが行われる。基調講演では、デジタル庁クラウドチームにおけるクラウドネイティブの取り組みや、Kubernetesを用いた量子コンピューター実行環境、最近注目されているeBPFのサービスメッシュなどへの活用、金融システムにおけるクラウドネイティブなアーキテクチャ設計、ゼロトラストについての講演がある。Jenkinsの生みの親である川口耕介氏はCI/CDの未来について語る。

 ブレークアウトセッションのテーマは多岐にわたる。運用管理者、開発者、システム設計者を対象としたセッションが、ほぼ同数を占めているという。

 併催で、Kubernetesのアップストリームトレーニングに加え、「NGINX Ingress Controller」「Red Hat OpenShift」「OCI DevOps」「Land」「Snyk」「Sysdig」のハンズオンイベントを実施する。

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