コンテナ基盤の導入では終わらないクラウドネイティブへの取り組み、無料の電子書籍で「いつ」「何を」「どう」やるべきかを確認しよう:人気連載まとめ読み! @IT eBook(107)
人気過去連載を電子書籍化し、無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第107弾は、クラウドネイティブへの取り組みを具体的に計画し、進捗(しんちょく)を確認するのに役立つ「完訳 CNCF『クラウドネイティブ成熟度モデル』」です。本eBookによって「いつ」「何を」やればいいのかを知り、進み具合をチェックすることで、着実かつ効率的に歩みを進められます。
クラウドネイティブへの取り組みが難しい理由は、コンテナ基盤を導入するだけでは済まないことにあります。
コンテナ基盤は一要素でしかありません。クラウドネイティブな開発・運用体制の構築と人材の確保・育成、関連テクノロジーの活用やセキュリティの担保、KPI(重要業績評価指標)の策定と達成、投資の確保など、やらなければならないことは多岐にわたります。
これら全てを一度に行うわけにはいきません。さまざまな分野にわたる具体的施策の歩調を合わせながら、段階的に進める必要があります。では、「いつ」「何を」「どう」やるか。複雑で頭の痛い問題です。
そこで参考にしていただきたいのが、無料の電子書籍「完訳 CNCF『クラウドネイティブ成熟度モデル』」です。
CNCF(Cloud Native Computing Foundation)は、コンテナ基盤のKubernetesをはじめとした多数のクラウドネイティブ関連オープンソースツールの開発・推進の場となっている非営利団体。ここで活動しているCNCF Cartografos ワーキンググループが、クラウドネイティブへの取り組みのガイドとして執筆したのが「クラウドネイティブ成熟度モデル」です。
本ガイドでは、組織におけるクラウドネイティブの取り組みの成熟度を5つの段階に分け、各段階で具体的に何をすべきかを示しています。上述の通り、取り組みは多岐にわたりますが、これを「人」「プロセス」「ポリシー」「テクノロジー」「ビジネス上の成果」の5つの側面から解説しています。
これからクラウドネイティブに取り組む組織は、このガイドを参照して見通しを立てることにより、無理なく着実に歩みを進めることができます。既に取り組みを進めている組織も、自社は現在どういった段階にいるかを確認し、不足している活動はないかをチェックする、そして次にやるべきことについての準備をするといったことに活用できます。
本ガイドの構成は下記の通りです。
- プロローグ
- レベル1―構築
- レベル2―運用
- レベル3―スケール
- レベル4―改善
- レベル5―成熟化
ぜひこの無料書籍を、クラウドネイティブ技術によるデジタルトランスフォーメーションにお役立てください。
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