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8TBのHDDだけ故障率が高い謎――自社利用HDDの調査で分かった「気になる真実」とは:24万台のHDDを調べた
Backblazeは、2023年第2四半期の自社データセンターにおけるデータドライブの統計レポートを発表した。
クラウドストレージやクラウドバックアップサービスを提供するBackblazeは2023年8月3日(米国時間)、2023年第2四半期の自社データセンターにおけるデータドライブの統計レポートを発表した。
2023年第2四半期末の時点で、Backblazeは世界中のデータセンターで24万5757台のHDDとSSDを管理していた。そのうち4460台が起動ドライブで、その内訳は3144台がSSD、1316台がHDDだった。同レポートでは、BackBlazeの管理下にある24万1297台のデータドライブに焦点を当て、2023年第2四半期と生涯の故障率を報告した。
2023年第2四半期のハードドライブの故障率
2023年第2四半期では、顧客データの保存に使用される24万1297台のハードドライブが調査対象となった。テスト目的で使用されていたなどを理由に357個のドライブを除き、24万940台のハードドライブを分析し、これらを構成する31種類のモデル別に年間平均故障率(AFR:Annualized Failure Rate)を算出した。
Avg. Age(months):平均使用期間(月数)、Drive Days:正常稼働日数、Drive Failures:ドライブの故障件数
2023年第2四半期の故障率統計に関する注目点
故障がゼロだったドライブ
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