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ITリーダーの85%がオブザーバビリティを戦略的優先事項に Ciscoの調査:「事後対応型」から「プロアクティブ型」への進化は急務
Ciscoは、ITリーダーの85%がオブザーバビリティを戦略的優先事項に挙げたとの調査結果を発表した。
Cisco Systemsは2023年10月27日(米国時間)、「The Age of Application Observability(アプリケーションのオブザーバビリティの時代)」と題したレポートを発表した。
現代のITチームは、複雑なデジタル環境を管理するための分岐点に立たされており、分断されたIT領域やツールの乱立といった問題を抱える中で、顧客やエンドユーザーからの完璧でパフォーマンスと安全性の高いデジタルエクスペリエンスを提供することが求められている。こうした状況下で、オブザーバビリティ(可観測性)の取り組みは重要な解決策の一つとして注目されていると、Ciscoは述べている。
なぜオブザーバビリティに取り組むべきなのか
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