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「レイヤードアーキテクチャパターン」の長所と短所:実装のガイドラインと潜在的リスクを解説
レイヤードアーキテクチャパターンは、正しく実装された場合にコードを編成する一貫性のある安全な方法を提供する。ただし、これらのレイヤーが相互作用する方法は依然として最大の懸念事項といえる。
コード構造を設計するときは、ソフトウェアスタック内で機能を分離する方法を検討すると役立つことがしばしばある。その方法の一つとして、アプリケーションのレイヤーをその上下に存在する他のレイヤーから抽象化することが挙げられる。これは、「レイヤードアーキテクチャパターン」と呼ばれることが多いアプローチだ。
レイヤードアーキテクチャパターンはどのように機能するのか
レイヤードアーキテクチャの各レイヤーは、特定のアプリケーションまたはビジネス目標に合わせて設計される。そのため、レイヤーとレイヤーが管理する機能の間には、明確な抽象化が存在する。例えば、アプリケーションは、ユーザービューをレンダリングするレイヤー、Web APIへの応答を中継するレイヤーおよびファイルシステムまたはデータベースへのデータの保存を担当するレイヤーを維持しているかもしれない。
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