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Nutanix、BroadcomによるVMware買収完了の影響に言及

NutanixのAPJセールス責任者が同社ビジネスの近況を説明した中で、BroadcomによるVMware買収完了とその後のパートナープログラム再編の影響に言及した。

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 Nutanixは2024年1月23日、アジア太平洋/日本(以下、APJ)のセールス責任者が、同社ビジネスの近況を説明、その中でBroadcomによるVMware買収完了の影響に言及した。

 欧米と同様、APJにおいても、「ハイブリッド/マルチクラウド」の機運が高まっていると、APJセールス部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのアーロン・ホワイト氏は強調した。


APJセールス部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのアーロン・ホワイト氏

 Nutanixの言う「ハイブリッド/マルチクラウド」はVMwareのそれと近い。HCI(Hyper-Converged Infrastructure)でスタートしたNutanixは、オンプレミス/エッジのクラウドインフラを提供する企業となっている。さらに同一のインフラをパブリッククラウドのデータセンター内で構築・運用できるようにした。これにより、ユーザー組織は自社システム/アプリケーションをオンプレミス、パブリッククラウド、エッジの任意の場所に分散配置しながら、統合的に運用管理できるようになっている。

 ホワイト氏は、こうした同社の提案するインフラ構成を採用する企業が増えているとしている。

 なお、VMwareと比べた優位性については、「ワンクリック」という言葉に象徴されるようなシンプルさで、ユーザー企業のIT管理者自身がデータ保護やセキュリティを含めて統合的に運用できることをあらためて主張している。これにより、システム/アプリケーションを自社の判断基準に基づいて機動的に再配置することもできるとする。

VMwareパートナープログラム再編の影響

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