ニュース
「2024 State of Open Source Report」でOSSの最新利用動向が明らかに 最も投資されているOSS分野は?:OpenLogic、OSI、Eclipse Foundationによる共同調査
Open Source Initiative(OSI)は、世界の企業や組織におけるオープンソースソフトウェアの利用状況とサポートに関する調査結果をまとめたレポート「2024 State of Open Source Report」の公開を発表した。
オープンソース推進団体のOpen Source Initiative(OSI)は2024年2月1日(ベルギー時間)、世界の企業や組織におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の利用状況とサポートに関する調査結果をまとめたレポート「2024 State of Open Source Report」を公開した。
調査は、OpenLogic by PerforceがOSIおよびEclipse Foundationと共同で2023年10〜11月に実施し、世界のさまざまな業界の企業や組織で働くオープンソースユーザーから2046件の回答を得た。
OpenLogic by Perforceは、Perforce SoftwareのOpenLogic部門の対外的呼称。同部門はオープンソースサポートと企業向けサービスを提供している。Eclipse Foundationは、オープンソースのEclipseプロジェクトを運営する非営利団体だ。
関連記事
- 「ソースコードは全て公開が条件」の衝撃――OSSを賢く利用するための勘所
「当たり前のように使っていたOSSのせいで訴えられた!」なんてことがないように、OSSを賢く利用するためのポイントを解説します。 - 米国では既に標準化の流れ、日本企業も対応を迫られる「SBOM」とは
「SBOM」が大きな注目を浴びている。そもそもSBOMとは何なのだろうか。なぜ米国は大統領令でこれを取り上げたのか。日本企業は対応する必要があるのか。どう対応すればいいか。ここでは、OSSのサプライチェーン管理に関する連載の3回目として、SBOMを解説する。 - Spotifyが近傍検索ライブラリ「Voyager」をオープンソースで公開 その実力とは
Spotifyは公式ブログで、同社が開発した新しい近傍検索ライブラリーVoyagerについて紹介した。Voyagerは実稼働環境でのSpotify推奨の最近傍検索ライブラリとしてAnnoyの後継となることを目的としているもので、GitHubで公開されている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.