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コンテナとKubernetesについて知っておくべきこと(前編)Gartner Insights Pickup(345)

コンテナとKubernetesは、クラウドネイティブアプリケーションを構築し、マルチクラウドを実現するための優れたプラットフォームとして台頭している。企業にさまざまなメリットをもたらすコンテナとKubernetesについて知っておくべきことを、前編と後編の2回に分けてお届けする。

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ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Insights」などのグローバルコンテンツから、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。

 コンテナとKubernetesは、クラウドネイティブアプリケーションを構築し、マルチクラウドを実現するための優れたプラットフォームとして台頭しており、今後5年間で、人気と普及率がさらに大きく上昇するだろう。Gartnerは、2029年までにグローバル企業の95%以上が、コンテナ化されたアプリケーションを本番環境で稼働させるようになると予測している(この割合は、2023年には50%に満たなかった)。

 コンテナ技術は10年以上前から存在しているが、最近の急成長の背景としては、ソフトウェアのアーキテクチャと開発パターンの変化(マイクロサービスなど)や、DevOpsの導入拡大に加え、Kubernetesなどコンテナ技術の多くがオープンソースであり、幅広い参加者のエコシステムに支えられていることが挙げられる。

コンテナとKubernetesの主なメリット

 コンテナとKubernetesは、企業にさまざまなメリットをもたらす。その主なものを以下に挙げる。

アジャイルなアプリケーション開発およびデプロイ(展開)

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