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AWS、台湾で「台北リージョン」開設を発表 2025年初頭までに提供開始予定:3つのAZで構成、データの国内保持を可能に
AWSは2025年初頭までに台湾に新しいAWSリージョンを開設することを発表した。これによりユーザーは台湾国内にデータを保管することが可能になる。
Amazon Web Services(AWS)は2024年6月11日(米国時間)、2025年初頭までに新しく台湾にAWSリージョンを開設すると発表した。「アジアパシフィック(台北)」リージョンは、ローンチ時に3つのアベイラビリティゾーン(AZ)で構成されるという。これにより、台湾のAWSユーザーは、ワークロードとデータを台湾内に留めておくことができる。
各AZは、リージョン内の他のゾーンとは物理的に独立している。AWSは、AZが「低レイテンシを必要とするアプリケーションをサポートできる一方、AZレベルでのイベントがビジネスの継続性に影響を及ぼすリスクを大幅に軽減できる」距離で設置されていると説明している。
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