AIコーディング時代にRubyは何を生む? まつもとゆきひろ氏が審査する「Ruby biz Grand prix 2026」に19事例が集結:クックパッド、タイミー、RIZAP――Rubyで伸びた企業が集う祭典
Ruby biz グランプリ実行委員会は、「Ruby biz Grand prix 2026」の応募事例19件を発表した。プログラミング言語「Ruby」を活用して継続的に展開されているビジネス事例を表彰する。
Ruby biz グランプリ実行委員会(事務局:島根県商工労働部産業振興課産業デジタル推進室)は2026年9月11日、プログラミング言語「Ruby」の特徴を生かして新たなサービスを生み出し、ビジネスとして継続的に展開している事例を表彰する「Ruby biz Grand prix 2026」の応募事例19件を発表した。
同グランプリは2015年の第1回開催から毎年実施されており、2026年で12回目を迎える。今回の募集期間は2026年5月25日〜8月19日で、期間中に合計19件の応募が集まった。今後は審査委員会による選考を経て、各賞の受賞事例を決定する予定だ。
大賞には副賞100万円、独自性や市場性を審査
Ruby biz Grand prixでは、Rubyを使った商品やサービスがビジネス領域において多数の顧客に利用され、継続して顧客価値の向上に努めている成長事例を顕彰する。Rubyによるビジネス展開の優位性を国内外に広くアピールし、Rubyを用いたビジネスチャンスのさらなる拡大を目指している。
表彰対象は、Rubyを使った自社商品やサービスなどで、言語の特長を生かしつつ新規性、独創性、市場性、将来性に富み、今後も継続的な発展が期待できる事例だ。
用意されている賞と副賞の内容は次の通り。
- 大賞(2点程度):表彰状、記念品、副賞100万円
- 特別賞(3点程度):表彰状、記念品、副賞30万円
これらの賞以外にも、エントリーされた事例の内容に応じて独自の賞が選定される場合がある。2025年度の実績では、AI技術とRubyを組み合わせた取り組みを評価する「AIxRuby賞」が設置され、2社が受賞した。
まつもとゆきひろ氏が審査委員長を担当、12月に松江で表彰式
受賞事例の選考は2026年10月上旬に実施される。審査選考委員長は、Ruby開発者であり、Rubyアソシエーションの理事長を務めるまつもとゆきひろ氏が担当する。
審査選考委員(50音順)の顔ぶれは以下の通り。
- 笹田耕一氏(Rubyアソシエーション 理事、STORES)
- 寺田雄一氏(マジセミ 代表取締役社長)
- 中村建助氏(KMC 代表)
- 森正弥氏(博報堂DYホールディングス 執行役員・CAIO《最高AI責任者》)
最終的な表彰式は、2026年12月3日に島根県松江市の「くにびきメッセ(島根県立産業交流会館)」小ホールで開催される。2026年12月3〜4日に同会場で開催されるビジネスカンファレンス「RubyWorld Conference 2026」と同日併催となる。
歴代の大賞受賞企業一覧
過去の歴代大賞受賞企業は以下の通り。
- 2025年度:STORES、RIZAP
- 2024年度:イタンジ、タイミー
- 2023年度:ウーオ、ピクシブ
- 2022年度:JUKI松江、Shippio
- 2021年度:HIKKY、ヤマップ
- 2020年度:tsumug、メディカルノート
- 2019年度:クックパッド、GMOペパボ
- 2018年度:コークッキング、スタディープラス
- 2017年度:あしたのチーム、Wovn Technologies
- 2016年度:Misoca、ラクスル
- 2015年度:トレジャーデータ、ユビレジ
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