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Linux 2.4でのメモリ管理方式について

投稿者投稿内容
しるしる
常連さん
会議室デビュー日: 2005/10/25
投稿数: 24
投稿日時: 2005-12-12 12:53
いつもお世話になっております。

ddについての情報をありがとうございます。ddですらバッファリングを
行っているのですね・・・Linuxでは。

ご指摘を頂きましたとおり、確かに何をしているのか良く分からない状況に
なってきておりました。

現在利用しているRHEL Linuxのkernelは2.4.21-4というバージョンですが、
最新版のkernelは2.4.21-32というバージョンであり、さまざまなバグの
修正(仮想メモリ関連も含めて)が行われている事が判明しました。

そこで、まず最新版のkernelに更新した上で、再度動作確認等を行おうと
思います。

これまで、当方の設定上の問題であるかとばかり考えており、そもそもの
kernelの更新内容の確認及び更新を行っておりませんでした・・・。

結果については、後ほどご報告をさせて頂きます。
皆様どうもありがとうございました。
しるしる
常連さん
会議室デビュー日: 2005/10/25
投稿数: 24
投稿日時: 2006-02-09 10:44
kernelのバージョンを最新版(2.4.21-32.0.1.ELsmp)に更新し、各種パッケージも最新のものに更新した後、再度負荷試験を実施しました。結果として問題は発生しませんでした。いくつかのコマンドでモニタを行いました。
freeによると、以前は物理メモリが 2GB 程度しか使われておりませんでしたが、今回は 3GB 程度まで使われておりました。
iostatによると、以前はディスクへのアクセス速度が 4MB/s程度しかでておりませんでしたが、今回は 20MB/s 近く出ておりました。
vmstatによると、以前は Context Switch が毎秒8000 回程度でしたが、今回は 10000 回程度でした。
また、今回の負荷試験では以前よりも多数のプロセス(最大で1100程度)を動作させたにも関わらず、以前のような問題が発生しませんでした。
これらの結果から、カーネル及びパッケージを最新版に更新する事で、種々の問題が解消され、また、パフォーマンスも向上しました。

以上、アドバイスを頂きました皆様、どうもありがとうございました。

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