- PR -

RedHatのOS_Patch自動適用方法の違いについて

投稿者投稿内容
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-03-01 11:03
Kazさん、丁寧なレスポンスありがとうございました。

逆の例ですが、RedHat Enterprise Linuxの各々のバージョンでは、yumやaptは利用できないと考えてよろしいでしょうか? そうなると有償サポート契約は必須と言えますね。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-03-01 11:30
こんにちわ.
引用:

かるちゃんさんの書き込み (2006-03-01 11:03) より:

逆の例ですが、RedHat Enterprise Linuxの各々のバージョンでは、yumやaptは利用できないと考えてよろしいでしょうか? そうなると有償サポート契約は必須と言えますね。


CentOS や WhiteBox は RHEL の SRPM から RedHat に依存する部分を回避して
rebuld したものです.
ですので,これらの distribution を target にしている場合は
RHEL でも利用することができます.
ですが,RHEL は購入するものですので,
敢えてこれらの packages を使いたいという要求はあまり無いように思われます.
なぜなら,最初から CentOS や WhiteBox を使えばよいのですから.

ですので,自己責任の範囲であれば,
RHEL で yum や apt などを用いて CentOS や WhiteBox 向けの
packages の update を実施することは可能です.
※CentOS に至っては,概ね RHEL の各 update 版相当にまで準じてますし.

以上,ご参考までに.
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-03-03 15:37
Kazさん、ご回答有り難うございます。

現在、当方では、Enterprise Linuxを使用している環境なので、up2date以外を使えないのか・・・という例えの書き方をさせていただきました。
自分がLinuxに関して無知で恐縮ですが、Enterprise Linuxのオープンソース版が、KazさんがおっしゃられているCentOSや、WhiteBoxになるんですね。勉強になりました。

余談ですが、Enterprise Linuxでも、yumを利用できることがわかりました。Fedora Legacy Projectのホームページでは、同バージョンへのリンクがないのですが、個人の方のWebからリンクがあり、Enterprise用の設定の仕方が解説されていたようです(すいません、自分が調べた訳ではないので、あいまいな表現ですが・・・)

いつも丁寧なご回答どうも有り難うございました。
Mattun
ぬし
会議室デビュー日: 2004/08/10
投稿数: 1391
投稿日時: 2006-03-03 16:38
引用:

Enterprise Linuxのオープンソース版が、


違います。
RedHatEnterpriseLinuxがオープンソースじゃなかったら存在し得ないわけですから、
そのたとえはさすがに違います。

RedHatという企業がまとめてパッケージ化しているRedHatEnterpriseLinux。
その公開されているソースを元に、ユーザコミュニティがパッケージ化しなおしたCentOSやWhiteBoxEnterpriseLinux、です。
コミュニティ版とかクローン版とか、ですかね。
_________________
Mattun
Microsoft MVP for Directory Services
(Oct 2006-Sep 2007)
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-03-03 22:59
こんばんわ.
引用:

Mattunさんの書き込み (2006-03-03 16:38) より:
引用:

Enterprise Linuxのオープンソース版が、


違います。
RedHatEnterpriseLinuxがオープンソースじゃなかったら存在し得ないわけですから、
そのたとえはさすがに違います。


です.
つまり Linux はそもそも OpenSource です.
RHEL も SRPM は誰でも入手できます.
なので,有償 support を契約しなくても,
それを rebuild して利用することは可能です.
さらに,そもそも source code で update しつつ運用することも可能ですが,
さすがにそこまでやるなら最初から RHEL でなくても良いわけです.
引用:

RedHatという企業がまとめてパッケージ化しているRedHatEnterpriseLinux。
その公開されているソースを元に、ユーザコミュニティがパッケージ化しなおしたCentOSやWhiteBoxEnterpriseLinux、です。
コミュニティ版とかクローン版とか、ですかね。


です.
なので,RHEL はもちろん,誰も助けてくれません.
よって,それで不具合があったとしても
※たとえ packages の rebuild が失敗して不利益を被ったとしても
自己責任です.
そんな意味で,有償で support をして欲しいなら RHEL を,
一切自己完結で運営するなら CentOS や WhiteBox を利用するのがお奨めでしょう.
なぜなら RHEL の情報をそのまま利用できる場合が多いので.

以上,ご参考までに.
かるちゃん
会議室デビュー日: 2005/06/21
投稿数: 10
投稿日時: 2006-03-09 15:40
Mattunさん、Kazさん、コメントいただき、ありがとうございます。
おかげさまで勉強になりました。

自分の担当しているシステムは、企業内のシステムで、かつ、筐体に
OSがプリインストールのサーバを利用しているため、どうしても、
Enterprise Linuxになってしまいます。

ただ、導入後のサポートに関しては、どうしても費用を削減したい
という要望があり、かつ運用担当者にできるだけ負荷をかけずに、
セキュリティホールをなくしたいという要求があります。
そこで、今回質問させていただいたyumやaptなどを使うことはできない
かを検討することとなりました。

現在、運用者のほうで、yumを試してみていますが、なかなかうまく
いかないようで四苦八苦しております。
また、状況などレポートさせていただこうと思っております。

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)