- - PR -
arp を使ったWindowsとのIP重複抑止
1
投稿者 | 投稿内容 |
---|---|
|
投稿日時: 2004-06-24 12:50
こんにちは
WindowsでIPアドレスを固定で設定してネットワークに接続使用とした場合、まず設定されたIPアドレスをarpで確認して応答がなければそのIPアドレスを使用するという仕組みでIPアドレスの重複を抑止しています、Windows同士ではその仕組みが機能するのですがlinuxに同一IPが設定されていた場合linuxがarp応答をしないためWindowsに重複したIPアドレスが設定されてしまいます。 Windowsから出されるarp要求が送信元とターゲットのIPが同じarp要求なのでlinux側で無視しているかなんかではないかと思うのですが、linux側の設定でこのようなarpにも応答するようにすることはできないでしょうか? ちなみにWindowsからでているarp要求のパケットはこんな感じです 0000 FF FF FF FF FF FF 08 00 - 46 16 B9 19 08 06 00 01 ........F.ケ..... 0010 08 00 06 04 00 01 08 00 - 46 16 B9 19 C0 A8 01 05 ........F.ケ.タィ.. 0020 00 00 00 00 00 00 C0 A8 - 01 05 00 00 00 00 00 00 ......タィ........ 0030 00 00 00 00 00 00 00 00 - 00 00 00 00 ............ --- MAC層 [08004616B919] → [FFFFFFFFFFFF] -------------------------------- 【キャプチャ時間】2004/06/23 19:42:06.532498 【物理パケット長】60 (0x003C) バイト 【送信先MACアドレス】FFFFFFFFFFFF 【送信元MACアドレス】08004616B919 --- データリンク層 [EthernetU] ------------------------------------------------ 【フレームタイプ】EthernetU 【プロトコルタイプ】0x0806 (ARP) --- ARP要求 --------------------------------------------------------------- 【ハードウェアタイプ】1 (イーサネット) 【プロトコルタイプ】0x0800 (IP) 【ハードウェアアドレス長】6 バイト 【プロトコルアドレス長】4 バイト 【オペレーション】1 (ARP要求) 【送信元ハードウェアアドレス】08004616B919 【送信元プロトコルアドレス】192.168.1.5 【ターゲットハードウェアアドレス】000000000000 【ターゲットプロトコルアドレス】192.168.1.5 |
|
投稿日時: 2004-06-25 11:56
こんにちは〜。
ん〜同様の現象に出くわしたことはないのですが。(^^; Linux が arp を無視するとは思えないのです(syslog には何か情報がないでしょうか?)。 解決策になるかどうかは分かりませんが、こちらの連載(特に第4回かな?)が参考になるかもしれません。 それと、Windows と Linux のバージョンなども記載されるとよいと思われます。 ・ ネット・コマンドでトラブル解決 (@IT さんより) |
|
投稿日時: 2004-06-25 13:29
レスありがとうございます。
syslogのほうをチェックしてみましたがメッセージはなにもでませんでした試している環境ですがFedora Core2とRedHat8.0で試しています。どちらもデフォルトでインストールしてyumでアップデートし不要と思われるデーモンの起動を停止(これがまずかったのかな?)した状態です。各マシン情報はこんな感じです 1.Fedora Core2 kernel 2.6.6-1.435 # cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 HWADDR=00:50:04:76:CD:5C IPADDR=192.168.1.5 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet 起動しているデーモン rpcsvcgssd,xfs,syslog,crond,IIim,rawdevices,network, cpuspeed,cups,sshd,canna,anacron,iptables,random, acpid,ntpd,rpcgssd,microcode_ctl,mdmonitor,rpcidmapd,messagebus 2.Red Hat Linux 8.0 kernel-2.4.20-28.8 # cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.9 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes 起動しているデーモン syslog,httpd,network,random,rawdevices,atd, keytable,sshd,iptables,crond,anacron,proftpd WindowsはWindowsXP pro と Windows Server 2003で行っています。この4台の組み合わせでは現象としては同じ結果ででています。 まずLinuxに設定したIPをWindowsに設定する:設定できてしまう まずLinuxに設定したIPを別のLinuxに設定する:エラーがでて設定できない まずWindowsに設定したIPをLinuxに設定する:エラーがでて設定できない まずWindowsに設定したIPを別のWindowsに設定する:エラーがでて設定できない 今日調べていてわかったのはLinuxにIPを設定した場合に出力するarpがWindowsと微妙に違うということです。Windowsのarpには送信元のプロトコルアドレスに設定しようとするIPを設定していますがLinuxの場合は送信元のプロトコルアドレスに0.0.0.0を設定しています。この違いでLinuxが無視しているのか、私の環境がおかしいのか全くわかりません・・・ Linuxが出しているarpのパケットはこんな感じです。 0000 FF FF FF FF FF FF 00 50 - 04 76 CD 5C 08 06 00 01 0010 08 00 06 04 00 01 00 50 - 04 76 CD 5C 00 00 00 00 0020 FF FF FF FF FF FF C0 A8 - 01 05 00 00 00 00 00 00 0030 00 00 00 00 00 00 00 00 - 00 00 00 00 --- MAC層 [00500476CD5C] → [FFFFFFFFFFFF] -------------------------------- 【キャプチャ時間】2004/06/24 18:13:40.547045 【物理パケット長】60 (0x003C) バイト 【送信先MACアドレス】FFFFFFFFFFFF 【送信元MACアドレス】00500476CD5C --- データリンク層 [EthernetU] ------------------------------------------------ 【フレームタイプ】EthernetU 【プロトコルタイプ】0x0806 (ARP) --- ARP要求 --------------------------------------------------------------- 【ハードウェアタイプ】1 (イーサネット) 【プロトコルタイプ】0x0800 (IP) 【ハードウェアアドレス長】6 バイト 【プロトコルアドレス長】4 バイト 【オペレーション】1 (ARP要求) 【送信元ハードウェアアドレス】00500476CD5C 【送信元プロトコルアドレス】0.0.0.0 【ターゲットハードウェアアドレス】FFFFFFFFFFFF 【ターゲットプロトコルアドレス】192.168.1.5 とりあえず明日はインストールしてなにもいじらない状態で試してみます。 |
|
投稿日時: 2004-06-27 17:30
自己レスです
FedoraCore1をインストールして何も設定を変更しない状態でも状況は同じでした やはり無理なのですかね・・・ |
1