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Linuxのアップグレードとカーネルの再構築について

投稿者投稿内容
IT新芽
会議室デビュー日: 2002/10/01
投稿数: 8
投稿日時: 2004-07-06 12:02
はじめまして、過去ログも見たのですが
載っていなかったので投稿させていただきます。

僕は、現在 REDHAT Linux7.2を使用しています(勉強用として)が
ver.9もサポート終了になり 最新は、Fedora Core2になっていて
この、古い環境で勉強することに意味があるのか 考えています。

そこで、いくつか質問なんですが
1. みなさんは、新しいバージョンが出た場合(7.2→8.0など)
   部分的にな修正プログラムを使用して、修正プログラムのサポートが終了した場合   に、アップグレードしているのでしょうか?

2. 学習のスピードが遅いので、次から次へと、新しいものが出てきて、
  そのつど、新しい、ものにアップグレードしないと いけないのかと
  悩んでいます。  
  今、参考にしている本などは、7.2にですが、
  バージョンがあがるごとに 操作方法や、ファイルの格納場所なども、
  変化することも あると思うのですが
  かなり面倒とは思いますが、修正プログラムだけで、最新のバージョンに近い状態に  することは  可能なんでしょうか?
  それとも、やぱり、バージョンをあげるほうが 良いのでしょうか?

3. 2の質問と関係するのですが、カーネルも再構築(バージョンUP)しようかと
  思っているのですが・・・ 時間がかかるわりに、メリットがないようにも
  思っています。


ちょっと 質問の意味がわかりにくいのですが、
実際の現場などでは、新しいバージョンのOSが出た場合、どうのうようにされているのでしょうか?
イメージとしては、 win2000を使っていて、winXPにすぐに乗り換えするのか
 winのupdataで、可能な限り対応させているのか・・・
ただ、Linuxの場合、ソースを入手すれば、基本的に無料で乗り換えもできるので
Winの場合と少し違うとは 思いますが。

長々と、解りにくい質問で申し訳ございませんが
一言、アドバイスなど いただければと思っています。
よろしく お願いします
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2004-07-06 13:16
こんにちわ.

RedHat 系なら,life cycle 切れたあとも update packages 作って公開してくれているところがありますよ.探せば見つかります.それに,操作方法ってそれほど大きく変わらないと思います.結局「大まかな使い方」がわかれば,設定する箇所が違ったりしても大した問題にはならないと思います.kernel の re-build は頻繁にやる必要ないと思いますけど,たまにはやると「手に馴染んだ system」になるのではないかと.そういう際の失敗談も「未来の糧」くらいに思うくらいがちょうど良いかと.

自分がこんなこと書き込むのは非常におこがましいのですが,
同じことで決断に踏み切った人間として.

自分は基本的に「正規のモノ」はあまり使いません.仕事上,お客様へ納入するモノは当然「正規のモノ」ですが,個人的に使ったり検証作業に用いる場合,RedHat Linux のベータ版を使うようにしています.
bug も多いし設定が変だったりもしますが,これらをうまく動すには結構忍耐も必要だったりしますし,学ぶことも多いです.

ちなみに,手元でサーバ用途に用いているモノは tur*olinux だったりしますが,すでに原形をとどめていません.kernel は言うに及ばず,Service として動かしているモノは全て自分で re-build してます.そのため,openssh でなくて non-commercial な ssh.com のsshd が動いてたりもします.元の turbo*inux も大きな声では言えませんがベータ版です.
ちなみに turbolinux9 だったりします

さらに,自分が師と仰ぐ人物は SPARC で BSD/OS を常用してますし,必要に駆られて Linux を使う場合は RedHat Linux 6.2 for SPARC を利用しているようです.無論この Linux の kernel は 2.6.x だったりします.

要するに「やる気と根気」ではないかと.
「Debian だ RedHat だ Gentoo だ」と宗旨はいろいろありますし,心配されているように次から次へと新しい技術が世の中に出てきますけど,旧い技術が役に立たなくなるわけではありません.むしろそういう知識や技術が「ここ一番」で必要になることもあったりします.

たいした答えになっていませんし,師の足元にも及ばない自分にはおこがましいですが,この師にこう教わりました.

「それ,戦いは勇気なり」

戦わない技術屋には,見識は根付かないんじゃないかな〜という話で,見識のない技術屋はたんなる「道具」というのがこの人の見方だったりします.

賛成できる/できないか判りませんが,世の中にはそういう使い方をしてる人間もいるという事例です.全然参考にならないかもしれませんが.

んなこと書いちゃって良いかな?見つかったらどやされそう...
ぽんす
ぬし
会議室デビュー日: 2003/05/21
投稿数: 1023
投稿日時: 2004-07-07 08:26
引用:

IT新芽さんの書き込み (2004-07-06 12:02) より:
1. みなさんは、新しいバージョンが出た場合(7.2→8.0など)
   部分的にな修正プログラムを使用して、修正プログラムのサポートが終了した場合   に、アップグレードしているのでしょうか?


仕事で使ってるものの場合は、よほどの理由がない限りアップデートは
しません。アップデートすると多かれ少なかれ手間がかかりますので、
すなわち人件費を使ってしまうことになるわけで。
変更することによるリスクも発生しますし。

自宅で使ってる OS だと...
やはり私はほとんどアップデートしないです。OS そのものをいじくる
ことが目的ではなく、その上でプログラムを動作させるとか、
プログラムを書くとかが目的ですので。
そういう観点で「必要」がある場合とか、アップデートしたほうが
ずっと快適な環境が得られるとか、そういった事情があればやりますが。
はしもと
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/02/05
投稿数: 182
投稿日時: 2004-07-07 16:22
7.2 のままで学習を続けても良いと思います。

でも、学習という事で、何をやってもいいし、
色々やってみて良いのでは ?

ハードウェアが何か判りませんが、HDD リムーバブルケースを使えば、
HDD ごと複数の OS、バージョンを切り替えられます。

そうすれば、幾つか挙げておられる疑問も簡単に試せます。

答えは、アップグレードするかしないか、だけではありません。
はゆる
ぬし
会議室デビュー日: 2004/02/16
投稿数: 1008
お住まい・勤務地: 首都圏をウロウロと
投稿日時: 2004-07-07 17:45
こんにちは〜。

私も、ほとんどアップグレードをしない派です(Errata のチェックはしてますが)。
どういった用途向けで勉強されているかにもよりますが、古いバージョンでも十分勉強できると思います。ファイルの格納場所が変わっても、内容がガラっと変更されることは少ないでしょうし。
ただ、新しい部分は順次勉強していかなければなりませんね。(^^;

「勉強が進まない〜 >< 」 のお気持ちは、よく分かるつもりです(苦笑)。
お互いがんばりましょう!
がるがる
ぬし
会議室デビュー日: 2002/04/12
投稿数: 873
投稿日時: 2004-07-07 18:51
ども、がるです。
んと、IT新芽さんに一つ質問を。
「何の学習をしたいのでしょうか?」

例えばそれが「ディストリビューション」についてであれば、
勉強したいターゲットのディストリビューションをインストール
するのが最良だと思います。

例えばそれが「**ディストリビューション系全部」であれば、
業務のことを考えて、新しいもの「も」随時勉強をしていく
必要性があると思います。

例えば「Linuxを」勉強したいのであれば、多岐に渡るディストリ
ビューションを試したほうが良いです。

勉強したい内容をもう少し絞っていくと、色々見えてくると思いますよ ^^

未記入
会議室デビュー日: 2004/01/15
投稿数: 1
投稿日時: 2004-07-07 21:44
yum コマンドはどうでしょう? サポート終了後もアップデートできるはずです。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2004-07-10 23:18
とりあえず.

Linux Tips Index
「サポートが終了したRed Hat Linuxをアップデートするには」
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/599endrhlup.html
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/602endrhlup2.html
それぞれ,apt と yum を使った内容です.

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