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エンタープライズLinux サポート状況
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2002-08-15 16:51
初めて投稿させて頂きます。skmshdです。
今、IBM,Fujitsu,NEC,Hitachi等のLinuxサポート状況を調査しております。 各社が採用しているディストリビューションや、サポート対象についてです。 FのLinux情報ページを見ていると、サポートされるフリーソフトやサポート 対象とするための、構成(FSはext2ぢゃないと駄目とか・・)が記載されて いるのですが、他I,N,Hではそう言った制限を見つける事ができませんでした。 当然、フリーソフトで構成されるLinuxをサポートするにはFの様な制限が あるのでは無いかと考えているのですが、実際どうなのでしょうか? ここのサポートが一番よいとか、、なにか情報をお持ちでしたらお教えください。 こちらも、調べ始めたばかりなので、どんな情報でもよいです。 よろしくお願いします。 |
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投稿日時: 2002-08-19 22:37
私も、以前に調べてみたことがありますが、FJを除く、多くの会社は、そのディストリビューションのインストーラがフルインストールでインストールするパッケージと、サポート対象のパッケージは、ほぼ同じと考えてよいようです。
FJにしても、サポート範囲が他社よりも狭いわけではありません。少なくとも、ディストリビュータが提供するサポートレベルと同じものを提供しています。サポート範囲とされているものは、FJが自社の販売するハードウェア上で独自に動作検証を行い、ニーズが多いものを厳選した結果であるようです。FJが自社のハードウェアに、代行インストールしたり、サーバにバンドルインストールするパッケージは、フルインストールではなく、サポート対象とその他にニーズが高いものとなっています。基本的に、動作に不安のある新機能や新規パッケージは外しています。どのディストリビュータにも含まれる平均的なパッケージの構成です。 確かに、会社間でのサポートに対する温度差は、かなりあるようです。ディストリビュータによる動作確認を鵜呑みにして、基本的なサポートだけ行い、残りは全てディストリビュータに丸投げしているような会社もあります。自社製品で動作するようにドライバのチューニングだけは自社できちんと行っているところもあります。積極的な会社だと、自社でパッチを作成してディストリビュータに提供しています。(まあ、どこがとは、あえて言いませんが・・・。) Linuxをサポートしているといっても、自社がディストリビュータになろうとしている会社は、ほとんどありません。開発に力を入れているといっても、そのほとんどが、自社のミドルウェアのLinux版を開発しているということでしかないようです。昔、NECが自社のパソコンでWindowsを動作させるために、かなりの投資をしていましたが、それと同じくらいLinuxに力を入れている会社は、ありません。基本的には、ディストリビュータのサポートの再販なので、qmailやmajordomoのようにディストリビューションに含まれないパッケージは、ほとんどのメーカで、サポート対象外となります。 ディストリビュータにしても、外資系のディストリビュータなんかだと、日本市場は、中国市場のおまけぐらいにしか考えていないところが多いです。(特にR社なんか、日本のサーバメーカが作ったパッチや要望を、本社の技術者が受け入れないからと、まともに取り合わず、不具合の修正を1年以上先延ばしにし、現在も先延ばしにしている案件があるそうです。) どこのメーカのサポートを受けるにしても、システムの立ち上げまでのサポートまでは、期待ができる内容ですが、運用中のサポートについては、Windowsの場合のそれと同じかそれ以下でしかありません。多くを期待しないほうがよいでしょう。 [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2002-08-19 22:51 ] |
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投稿日時: 2002-08-22 10:08
MyTimeさん、情報有り難うございます。
とても参考になりました。 各社いろいろな事情がありそうですね(Winとは違って) |
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