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vpopmailでdot-qmailを使いたい
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投稿者 | 投稿内容 | ||||||||
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投稿日時: 2005-09-20 12:30
vpopmailでdot-qmailを使うことはできないのでしょうか?
仮想ユーザのディレクトリにdot-qmailを作成すると一応動くようなのですが 送信元に<@hogehoge.com>: Sorry, no mailbox here by that name. vpopmail (#5.1.1) とエラーが返ってきます。 dot-qmailは ./Maildir/ |/home/user/command としています。 /home/user/commandは実行され、メールも格納されていますがエラーになっている意味がわかりません。 | ||||||||
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投稿日時: 2005-09-20 13:27
こんにちは。
昔 vpopmail を扱った経験で言いますと。 vpopmail は原理的には、 ・qmailの仮想ドメイン機構 ・qmailの dot-qmail機能 ・vpopmailから qmailの仮想ドメインを設定する機能 ・vpopmail独自のディレクトリ構成管理 ・dot-qmailで使用する、vpopmail独自のプログラム群 ・vpopmail独自のユーザ、Maildir、パスワード管理 の組み合わせですから、dot-qmail機能が使えない事は無いです。 vpopmailで転送の指定をしたい時等が例として参考になるのではないでしょうか。 まずは、しっかり qmailそのものの設定を把握することが大事だと思います。
qmailがどのようにvpopmailと連携しているかは、qmailのログを見てもある程度分かると思います。 今は詳しい事は忘れてしまいましたので、概略まで。 ※最近になって造りが大きく変わっているようでしたら申し訳ないです。 | ||||||||
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投稿日時: 2005-09-20 15:39
qmailのルールそのままで良いと勘違いしていました。
dot-qmailの指定の仕方がちょっと違っていたのですね。 おかげさまで解決できました。 ありがとうございました。 | ||||||||
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投稿日時: 2005-09-20 16:46
補足です。
いえ、実を言うと、これも qmailのルールそのものです。但し、普段意識して使用することは少ないかもしれません。 一番大きな特徴は、「メールアドレス or 仮想ドメイン管理ユーザ = OS上のユーザ」かどうかです。 詳しくは、qmail-users(5)、virtualdomains(5)になりますが、/var/qmail/users/assign ファイルで、メールアドレス対ユーザ名・ユーザ情報のマッピングをする点が重要なのです。 恐らく、vpopmail では次のような構成を採っていたと、うろ覚えながら記憶しています。 ○/var/qmail/control/virtualdomains: example.com:dom1 ○/var/qmail/users/assign: +dom1:vpopmail:1000:1000:/home/vpopmail/domains/example.com:-:: この構成で、test@example.com 宛のメールが来た場合には、次のような解釈が為されます。 test@example.com → virtualdomainsの解釈より、dom1-test@example.com アドレスへローカル配送 → @以降を削除し、仮想ユーザ名 dom1-test を得る dom1-test → users/assignの +dom1行に合致 =dom1-test:vpopmail:1000:1000:/home/vpopmail/domains/example.com:-:test: と同様に扱う → /home/vpopmail/domains/example.com/.qmail-test の指示に従う 配送時の権限は、UID 1000、GID 1000 とする なお、vpopmailを介さない典型的な仮想ドメイン設定では、users/assign を特に設定しないため、qmail が /etc/passwd から、上記と類似の設定内容を自動構成する訳です。 ( +ドメイン管理ユーザ名:そのユーザ名:そのUID:そのGID:そのホームディレクトリ:-:: と同等 ) 以上、ご参考まで。 訂正:users/assignを使用しない場合の説明を訂正 [ メッセージ編集済み 編集者: angel 編集日時 2005-09-20 17:17 ] |
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