- - PR -
Red Hat Linux 9 Publisher's Editionの使用制限
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
投稿日時: 2005-10-14 16:57
私の会社でLinux関連の書籍の付録として付いていた「Red Hat Linux 9 Publisher's Edition」をインストールして、
サーバとして使用するようです。 そのサーバをソフトウェア(システム)の開発用サーバとして利用するようなのですが、 そのようにシステム開発(商用)目的で「Red Hat Linux 9 Publisher's Edition」を使うことは、 問題ないのでしょうか? 補足として、特にOS自体には改変?などのソースをいじる行為はしないようです。 私自身がWindowsでの開発経験しかなくLinuxの知識が低いです。 また、Linuxの使用制限やライセンス体系についての知識に乏しく、困っています。 また、「http://www.jp.redhat.com/licenses/RHL9_Japan.html」を見る限りでは、 大丈夫そうな気がするのですが、教えてください。 以上、よろしくお願いします。 | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 17:14
こんばんわ.
その書籍にその手の情報が載っていませんか? 基本的には問題ないと思いますけど,確実な情報を望むのであれば, その書籍の発行元なり RedHat に問い合わせるべきかと. ※自分も問題ないと思いますが,添付されている package によっては ※NG なこともあり得るので. ただ,RedHat9 は非常に旧いのですが, そちらのほうがむしろ問題では? 無償のものであれば RedHat Enterprise Linux と互換性のある CentOS や WhiteBox を利用する手もあります. その開発工程にもよるでしょうが,確かな開発環境を望むなら それこそ RHEL を用いるべきでしょう. 以上,ご参考までに. | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 17:28
自己レスになりますが、補足です。
「Red Hat Enterprise Linux」など最新のバージョンや有償のものを購入することに、問題はありません。 ただ、Publisher's Editionを営利企業である企業が、システム開発に使用可能かどうかを、 知識として知りたいと思い、今回質問しています。 | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 17:43
使うだけなら問題ないと思います。
たぶん規約とかを読めばはっきりするのでは? たしか再配布はNGだったはず。 | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 17:51
早速のご回答ありがとうございます。
すいません。Fedoraを抜きにして、RedHatの無償版としてはRedHat9が一番新しいと思いますが、 そんなに古いのでしょうか? また、本番環境が「Red Hat Enterprise Linux Ver.4」などとなる場合は、 開発環境がRedHat9では問題となりますでしょうか? Red HatとFedoraでは、OSの開発環境が現在では全く別と聞いておりますが、開発環境がFedoraで、 本番がRed Hat Enterpriseという環境も難しいのでしょうか? 当初の質問とずれてきていますが、ご回答いただけると助かります。 私の部署は、ライセンス違反などコンプライアンスに関して調査しているだけなのですが、 Linux環境での開発部署ではありませんので、上記の質問は業務と関係ないのですが、 知識として知りたいと思っています。 以上、よろしくお願いします。 | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 18:38
最近RedHat追わなくなってしまっているので、間違っていると指摘される部分があるかもしれませんが。
まぁ古いですね。 FedoraとRedHatの無償版(以下、RHL)を別にしないでください。 RHLもRedHat社の開発者が作っていた。 しかし、収益などの経営判断もあり、無償版についてはFedoraプロジェクトでやることにした。 なので、本来RHL10としてでるはずだったものをFedoraプロジェクトに投げてそれをベースとしてFodoraCore1がでた。 ということで、RHLはもうでません。 RHL9はRHLとしては最新ではあるが、最後のものでもあるのです。
何を作るのか?ということにも関わるかもしれませんが、 ライブラリやソフトウェアのバージョンが異なります。 開発環境と本番の稼動環境とで、内部的な仕様が異なる(関数の挙動が異なっていたり)可能性があるわけです。 つまり、Fedoraで開発し問題なく動くものでも、RHEの本番環境ではまったく動かなかったり、何らかの不具合がでる可能性があるわけです。 kazさまの紹介されているCentOS や WhiteBoxは、RHEのソフトウェアなどをRHEで実際に使用しているソースから同じ環境でコンパイルして作っている、いわばクローンなので、対応するRHEのクローンができると。 開発環境=本番環境ってのは、コスト的に厳しいこともあろうかとおもいますが、 できるだけ、ライブラリのバージョンなどは合わせるほうがトラブルが少ないかと。 特に古い環境で作ってると、本番環境だとできることが開発環境ではできないので、 開発の手間が増える(コストが増える)ということもあります。 | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 18:54
http://distrowatch.com/table.php?distribution=RedHat http://www.jp.redhat.com/support/ 2003/03にリリースされ、2004/04にサポートが終わった代物ですから、古いでしょう。 ちなみに、RedHat10が出るかな、という時期に、FedoraCoreへの転換ニュースが 出回ったわけですから、素直に考えるとFedoraCore1はRedHat10としてリリースする 予定だったものか、それに近いものだったんでしょう。 元々RedHat9より前のRedHatLinuxも、サポート期間は1年程度であり、 無償公開する目的の一つにはRHELを見据えた検証ってのもあったとは思いますが、 FedoraCoreでその点をさらに明確にしただけだと思ってます。
どういう開発をしてるのか次第ですが、それなりに違う環境であるのは 間違いないですから、開発環境の選択肢としてはふさわしくありません。 開発機用にRHELのライセンス購入をしたくないというなら、 それこそRHELクローンがこれ以上なくふさわしい選択肢になります。 99%RHELと同じ(1%部分も商標とかそういう点だけ)ですから。 FedoraCoreの位置づけ的と、 FC1→FC2→FC3→RHEL4→ ・・という順でリリースされてきた経緯を考えると、 FedoraCore3はRHEL4に近い代物だとは思いますが(*)、 かといってRHELクローンよりふさわしい選択肢とも思えません。 (*)実際各ソフトのバージョンはほとんど同じです。 http://distrowatch.com/table.php?distribution=fedora RHEL4 = FC3 + 細かな修正 + 企業向け最適化 + ライセンス料金 といった感じかなぁ。 RHEL4 = CentOS4やWBEL4 + RedHatの商標 + ライセンス料金 みたいな感じでもあります。 _________________ Mattun Microsoft MVP for Directory Services (Oct 2005-Sep 2006) [ メッセージ編集済み 編集者: Mattun 編集日時 2005-10-14 18:55 ] | ||||||||
|
投稿日時: 2005-10-14 19:55
お二人の回答で概ねお分かりと思いますが念のため.
これはあまりよろしくないでしょう. kernel や glibc に世代差がありすぎますから.
FedoraCore は「開発のためのお試し」な色合いが濃いので, 「先進機能の取り込み」には良いでしょうけど, 安定した開発環境にはなり難いかと. むしろ 開発環境->CentOS 本番環境->RHEL としたほうが良いのでは? であれば,packages version を mutch させるのも容易でしょうし, 相互に RPM packages の互換性が見込めるので Update の際の検証にも有益でしょう. 少なくとも CentOS はそれを目指しテルっぽいので, RHEL の update に合わせて CentOS も update が release されてます. 以上,ご参考までに. |