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Linuxでサーバというのは・・・
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2002-12-15 10:52
お世話になっております。
漠然とした件名で申し訳ありません。 常々疑問に思っていることがありますので皆さんに意見を聞きたくスレッドを作りました。 一般的にRedhatLinuxやTurboLinuxなどのパッケージ物にはサーバと位置づけしている物とワークステーションとして位置づけている2つのパッケージに分かれているかと思います。 Linuxでサーバ運用をする場合には、やはりサーバ版のパッケージが望ましいのでしょうか?Windows2000ProとServerのように、クライアント接続台数が制限されていたり、ドメインサーバになれないなどの制限がLinuxでは見ることが出来ません。サーバ向けハードウェアのサポートに違いがあるのは認識しているのですが、普通のパソコンでサーバ運用を行う際に、ワークステーション版ではなんらかの不利になる部分というのが出てくるのでしょうか? RedhatLinux8.0のGUIの画面を見ると、明らかにクライアントとして位置づけされたというのが目に見えてわかります。 皆さんは、どのようにお考えでしょうか・・・。 教えてください。 [ メッセージ編集済み 編集者: Dr.Doraemon 編集日時 2002-12-16 09:14 ] |
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投稿日時: 2002-12-15 18:40
こんにちは。
Red Hat Linux Advanced Server とかは良くわかりませんが、今までのリリースでは デフォルトでインストールされるパッケージの違いや、オプション・ソフト、サポートの 違いだけだと思います。 ですから、Linux(UNIX)の知識があって、必要なパッケージをインストールする/しないを コントロールすればワークステーション版で全然 問題はないと思います。 |
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投稿日時: 2002-12-15 21:57
ひとつの傾向としてですが、次のような感じです。
Workstation版: ・比較的新しいパッケージを採用していることが多い。 ・安定版とはいいづらい冒険的なバージョンも多い。 ・デスクトップ系のパッケージが豊富である。 ・ディストリビュータによるサポート期間が短い。 Server版: ・Workstation版で叩かれ安定したパッケージを採用していることが多い。 ・例外もあるが、最新ではなく、最も安定しているバージョンを採用する傾向がある。 ・デスクトップ系のパッケージはあまり多くない。 ・有償ではあるが長期のサポートを提供しているディストリビュータもある。 ・商用UNIXで一般的な機能の一部が取り入れられている。 Red Hatの場合、Red Hat Linuxは、Workstation系に分類できます。Red Hat Linux 8.0は来年の9月にはサポートが終了するそうなので、自力でどうにかできる人以外にはお勧めできません。Server系はRed Hat Linux Advanced Serverになります。Advanced Serverにしても、来年の夏には新版が出るという記事を見たことがあります。 Turbolinuxの場合は、Server版とWorkstation版を半年毎に交互に提供しているようです。Workstation版で新しいカーネルやパッケージを導入し、半年かけて熟成しServer版で提供するという傾向があります。 UnitedLinux系は、まだまだ、未知数なところがあるように思えます。SuSEのServer版と考えることもできますが、どうなんでしょうね? [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2002-12-15 22:12 ] |
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投稿日時: 2002-12-16 09:20
返答ありがとうございます。
やはり、WinNTやWin2000のような、機能的な違いよりも、ターゲット層に合わせた形のソフトをバンドルしているかというところが違いのようですね。 一般的にLinuxでサーバを立てるというときには、ワークステーション版よりもサーバ版の方がよいのでしょうか?見栄という面と機能的な面を考えたときに、機能的にはほぼ代わりがないという見方をしてよいと思うのですが、体裁的にどうなのかなという気持ちもぬぐい切れません。 その辺は皆さんは、どのようにお考えでしょう・・・。 |
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投稿日時: 2002-12-17 02:28
参考になればよいのですが・・・。
富士通だと、IAサーバ機であるPRIMERGYでは、いわゆるワークステーション版のLinuxのサポートを行っていません。もっとも、クライアント機であるFMVでは、Linuxの動作確認こそしていますが、サポートは一切していません。RedHatの場合には、RedHat Linux 7.3までは、PRIMERGYでサポートしていました。しかし、来年末でサポートが終了するRed Hat Linux 8.0では、サポート期間があまりにも短すぎるとして、サポートおよびサーバ機とのセット販売を行っていません。 他のサーバメーカも似たような傾向があります。 個人が趣味でスタンドアロン環境で使用するなら、何を使ってもいいでしょう。 ネットワークに接続してサービスを公開するサーバの場合には、それなりの設定をすることは、当然ですが、使用しているパッケージのメンテナンスもきちんと行う必要があります。 turbolinuxなら、今のところ、サーバ、ワークステーションの別なく、3年程度のサポート期間があるようです。ちなみに来年中にKernel-2.2系のサポートを停止する予定だそうです。 RedHatの場合には、現在販売しているAdvanced Server 2.1以外ディストリビューションについては、来年末までにサポートが終了します。Advanced Serverで販売開始から3年、それ以外は1年がサポート期間だそうです。 ディストリビュータによるサポートをあてにせず、自己責任でメンテナンスすることもできます。しかし、パッチの収集/適用、パッケージの機能確認、システムの移行等のメンテナンス作業を行うことは、規模にもよりますが、一般企業のシステム管理者には、時間的にも費用的にも無理があります。 結局、サーバについては、どんなOSを使うかではなく、サーバの使用目的と、限られた予算とメンテナンス時間でどんな運用をするかを問題にすべきであろう。体裁よりも、実を取るべきでしょう。 |
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